つぶやきまりりん

「何とかなる。それはやることをちゃんとやってる人のセリフ。」ミイ

お山

逆走台風の中で

真夜中、月の横で小さいけど負けないぐらい瞬く火星をわくわくしながら見上げていた。
最接近で大接近だそうだ。

先週末は無用の外出をお控えくださいの台風情報の中でカッパを着て蓼科山の岩登りをしていた。
個人でならもちろん取りやめる。
中止も期待していたけれどツアー登山の安全は確保されていますと連絡をいただいた。
キャンセル料を払ってやめることも出来たのだからツアーでも自分の身は自分で守るべきだったかもしれない。
風速15メートルはテレビ中継のレポーターみたいだった。
お山には季節がありお天気があり一緒に登る人がいて同じ表情はない。
頂上だけをがむしゃらに目指すこともない。
時々立ち止まると登山道を案内してくれているかのように先を行くぷっくりした小鳥が可愛い。
木々が風雨を和らげ苔むす森の濃い緑が美しかった。
逆走台風が過ぎ去ってもツアー登山にありがちな強行は繰り返されるんだろうな・・・。

お山はしんどいけれど面白い。
そして無心になれる瞬間がある。
揺れ動く気持ちを大事にしてもいいんだなあ。

37179930_1753765151375207_8815508262955778048_n

習うことは空っぽになること。
頭で考えている間はまだまだ。
ヘロヘロで情けない自分に出会って人生の撓みに耐える力もついてくると信じて。

山乙女

tn

前夜、山乙女のお誘い。
師匠の車に合流してコースを検討してくれる。
コースタイム半分の師匠にコースタイムのお友達、そしてコースタイム1.5倍のわたし。
それでも師匠は去年のわたしと比べて強くなったと言ってくれた。
三時下山が鉄則の師匠は無理はしない。
疲れているわたしを見て帰りはロープーウェーで下山。

御在所には奇岩がいっぱい。
先回りした師匠が写してくれた。
おっかなびっくりのわたしもキレットで洗礼を受け恐さが楽しさに変わった。
もちろん降りる時はお尻をついて。
念願のカレーうどんも食べた。
三角点の先の岩場で師匠の入れてくれたドリップ珈琲は最高だった。
秋にはリベンジで下山もしたい。


御在所に遊びに行ったのは子供たちがまだ小さい頃。
ロープーウェーから登山の人が歩いてるのを見下ろしていた。
まさか還暦過ぎてその人になれるなんて夢にも思わなかった。
途中でへばってとどのように大の字で寝転がった時だな。
家に帰ったら顔を虫に刺されていた。
よくがんばった勲章だ。



わたしの一歩

五月のお山が好きだ。
花が咲き新緑が芽吹き空が広い。
登山教室に参加中。

小さな歩幅でスタンスを広く。
急登では半歩ずつ。
一人ずつの歩き方を後ろからガイドさんが見てくれた。
愛知県最高峰と言っても駐車場からすぐ。
先月の入門よりも楽だった。
(先月の入門ではお友達がサプライズで先回りして差し入れをしてくれた。
まったく泣かせるんだから。)
それでも汗をかき小一時間の立ち寄り温泉も大慌てで楽しんだ。

同じ日師匠とお友達はテントを担いで縦走していた。
真夜中テントから顔だけ出して眺めた満天の星空はキラキラしていたそうだ。

31543074_615896918757277_1446421955954606080_n


新潟の親子が遭難のニュース。
心がえぐられるように痛い。
人があまり登らない山は道が荒れてわからなくなるそうだ。
そして師匠には三時下山が鉄則だと教えられた。
山の道は人が歩いて作られる。
わたしの一歩も。

涸沢カール山バール

ただいま。
感謝と達成感と筋肉痛でいっぱいです。

21462402_504005599946410_3465134344531407898_n
(下山前の写真 左からわたし、お友達、涸沢小屋)

「まーちゃん、おでんとビールがまってるよ。」
山小屋が見えてきたときずっと見守ってくれた師匠がわたしの後ろでそう励ましてくれました。
「はい!」と返事だけで足が上がらない。
お友達は「後ろからきます。」と山側に避けるように一番後ろから声をかけてくれます。
息も切れ切れで時間をかけてなんとかたどり着きました。
自分のことだけで精一杯なわたしにいつか二人のような心遣いができるだろうか。
そうありたいしそうなりたいと思いました。

初めての山小屋は小さなお布団が十枚部屋いっぱいにぎっしり敷き詰めてありました。
寝返りをうてば隣の人に当たってしまうと気にしてたらお友達の布団で半分寝ていました。
向かい側の人の足が何度か当たってしまったけれど男の人たちはどうしてるんだろう。
着たきり雀でもお山のトイレもなんとかなるんですね。
そしてご一緒になった人たちとお山の話で盛り上がりました。

21432880_504005609946409_2086646758173336945_n
(左からわたし、お友達、師匠。師匠のリュックでかい)

師匠はそんな山小屋が苦手で自炊でテントをしょって登ります。
その男前にほれぼれとします。
(みんな師匠が31才になったばかりのかわいい女の子だと知るとびっくりします。)
早朝テントまでお散歩すると師匠がドリップ珈琲を入れてくれました。
同室の方が「師匠さんですね。」と通り過ぎていきます。
残念ながら星空もモルゲンロートも見ることができませんでした。
リベンジしてねということかもしれません。


老若男女ベテランから初心者まで受け入れてくれる涸沢って不思議な場所です。
涸沢はピークを踏んでないので登山ではないそうです。

21462349_504005169946453_8772622802717686087_n

早朝前泊の高山駅前のカントリーホテルまで迎えに来てもらいあかんだな駐車場から朝一番のバスで上高地へ。
師匠は大正池で降りて徳澤で合流してソフトクリームを食べて涸沢カールを目指しました。
翌朝下山で徳澤で野沢菜炒飯を食べて上高地4時のバスまでにもどってこれました。
(お友達と師匠は上高地帝国ホテルのチョコを買いにリュックを降ろして競歩)
ひらゆの森で汗を流して温泉卵を食べて名古屋と言えば味仙に立ち寄り自宅まで送ってもらいました。
お山が好きになってもらいたいお山を楽しんでもらいたいとの思いだけでここまでしてくれる師匠なんです。
四月の初登頂の金華山、五月の藤原岳、そして九月の涸沢。
三時間目を無事終えることが出来ました。
登りは亀のようで下りは膝がぷるぷると生まれたての小鹿のようでどの時間もへろへろでしたがプレ還暦なりに成長してそうです。

へろへろを繰り返して強くなる! by師匠

山歩(さんぽ)

いよいよです。
この半年の願いが叶います。
(あちらこちらで言いすぎてとっくに行って来たと思われています。)

先日、師匠から手書きの涸沢ツアーのしおりが送られてきました。
そのしおりを読みながら胸が熱くなり涙がつーと流れた弟子たちです。
あれこれ持っていこうとする弟子たちに背負って7時間くらい歩けますかと。
ちゃんと前泊して体調を整えてと何よりも安全登山を願ってくれています。

お山を始めてシンプルになりました。
汗っかきになりお化粧をやめました。
汗で目が痛くなることを知りました。
お山の上では空っぽになれます。
しんどいのが楽しいんだとわかってきました。
しりもちついても笑って立ち上がり山歩してきます。

師匠からいただいたお土産の手ぬぐいをお供に頑張ってきます。
o0500037513986748846
まりりん

maririnn_bb

月別アーカイブ
タグクラウド
記事検索
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ