ピッコプレゼンツ

きみの友達

「雲、嫌い?
お日様の方が好き?
青さだけの空ってのっぺらぼうじゃん。
空の顔つきって雲で決まるんだよ。
お日様だってギラギラしてうっとうしいときあるじゃん。
雲は雨も降らせるし、日差しも遮るし、けっこうくせ者だから。」

このセリフ好き。

くせ者の友達好きかも。
そっけないけい友達も。
いつのまにかそこにいるような。

そうか。
歳をとるたびに思い出の割合は少なくなるんだ。
五年間の思い出はもう十分の一だし。
でもだからこそ深くなる。

そしてこれからだってきみの友達にめぐり合える。


愛のむきだし

愛のむきだしに震えた。
赤い涙にまいった。

むきだしの愛は時には重すぎて閉口するけれど純愛はこの滞った世の中を救ってくれるかもしれない。

コイケが気になった。(なんて難しい役なんだろう。)
ヨーコになりたかったのはコイケ。
ユウに愛されたかったのもコイケ。
そしてそれを気付かせてくれたのも自ら幕を引いたのもコイケ自身。
家族に憧れ一番愛をむきだしていた。
そして変態のはずのユウがあまりにも美形で笑顔がキュートでアクションがシャープで許される役徳というものがこの映画をコミカルに仕上げていた。

映画の長さは気にならない。
すべてのシーンが必要不可欠なんだと感じた。

すごい映画を見逃すところだった。
園子温監督面白い。(アマの情熱を持つプロだ。)
最近テレビサイズにはならないR指定をあえて追っかけていることに気がついた。
キネマ旬報をちょっとは信用してみてもいいかと・・・。


まりりん

まーちゃん

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