美術

Miss Moonlight

国際芸術祭あいち2022を延べ6日間で4会場を巡りました。
今日の新聞に奈良さんの2020年の作品が掲載されていました。
東日本大震災をきっかけに制作が途絶え、立体造形がリハビリになったそうです。
ようやく絵画を描けるようになったのが「Miss Moonlight」
会えてよかった。
会期は10月10日まで。
またゆっくり会いに行こう。

ダブル介護、シングル介護の70日間。
父は老健に入所し、母とバトルを繰り返しながらも認知症の介護も少しづつわかってきた。
思い通りにならないと感情失禁もあるので常に丁寧に会話することを心がけて何度でも淡々と説明する。
しんどくなったら距離を取る。
わたしも介護一年生。
この先どうなるかはわからない。
それでもなんとかやっていこう。
月光の少女のように。

過ちは繰り返しませぬから

ロシアも中国も北朝鮮も一つの国家という歴史や正義で動いている。
人間の性はどうしようもないのか。
人は悲惨なことを防御本能から忘れるように出来てるらしい。
鐘の音で黙祷をしながら対話すら出来ないことが空しかった。

あいちトリエンナーレの名称が変わった。
第1回からのあいトリファンにはそれが残念でしょうがない。
アートは規制する物ではないし
自由な表現は静かな対話だと思ってきた。
抗議する人にも正義があるなら表現する自由も鑑賞する自由もある。
暴言がまかり通れば自由で柔軟な考えが出来なくなってしまう。
俯瞰して見る距離感も必要だ。

昨日はあいち2022常滑会場を歩いてきた。
一つの家族の物語の映像作品を静かに受け止めていた。
同じ名前を持つ孫娘は老婆の髪を梳く。
老婆には認知症だろうかすでに恨みや怒りの記憶がないように見えた。

過ちは繰り返しませぬから!

最終展

杉本美術館が今月で閉館と聞いて観てきた。
美術館が出来た頃は何度か行ったけれど暗い絵が多く作品展示もあまり変わらなかったのでご無沙汰していた。
最終展だけあって楽しい作品が多かった。
地下鉄のロゴや青柳ういろう、名鉄の赤い電車と身近なものも杉本さんの作品だったと初めて知った。
普段は閑散とした美術館が大勢のお客さんで大賑わい。
別れを惜しむかのように口々に思い出話。
庭園に初めて入ってみた。
渡り廊下の下にオブジェがあった。
こんな所にと遊び心いっぱい。
海が見えて森と池の脇に建つステキな建物。
これからは巡回の美術館博物館になるといいなあ。
終わりだと思うと途端に寂しくなる。

this is not a samurai

もしかして雨上がったかな。
いつ降り出すかわからない空模様だからお山は諦め今日は美術館。
ずっと気になっていた野口哲哉展へ。
刈谷市美術館は久しぶり。
方向音痴にしてはなんとなく駅前からの道を覚えていた。

面白かった。
ゆっくり二巡して満足。
鎧兜で武装していてもどこかで会ったとのあるようなおじさんが静かに佇む。
背中に漂う哀愁に守りたくなってしまう。
アートは時代を超えて語りかける。
小さなフィギュアを買った。

娘のわたしにしてあげたいばかりだった父が体調を崩し病院に付き添う。
耳も遠くドクターとの会話もチグハグ。
「頼むな。ありがとな。任せたでな。」
自動受付、自動会計、発券された領収書の下にあるお薬番号で取りにいく。
一階二階を行ったり来たり。
親孝行が出来るのがうれしくもあり切なくもあり。

日本伝統工芸展2021

わたしの秋は日本伝統工芸展で始まる。
日美でその人となりや作品への想いを予習してから見るとなんだか愛着がわく。
最近は織部の緑に魅せられる。
会場で織部の作家さんのビデオを見たけれど作品はわからなかった。
さて今年はどの子を迎えようかと妄想するのが好きだ。
蜂も川蝉もいいなあ。

最近山小屋ではコロナの感染予防対策としてインナーシュラフ持参がスタンダードになってきた。
シュラフは使わないので封筒型を探しに2年ぶりに山屋さんを
ハシゴした。
値段はピンキリ。
小さくて軽いものは素材もシルクで万近いし山友さんのも頼まれていたのでなるべくかさばらない3080円をお揃いで買った。
五年前にお山を始めた時に買った夏用のLサイズのモンチュラのパンツがピチピチ。
三年前はマーモットの春秋用に白のXLを買ったけれど転べば汚れが目立つし宿泊登山に安心でゆったりなモンベルの紺色を新調した。
裾のお直しをしていただく間にランチも楽しんだ。
あるものでやりくりしようと思っていたけれど久しぶりの山屋さんでの買い物にわくわくした。
まりりん

まーちゃん

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