つぶやきまりりん

「何とかなる。それはやることをちゃんとやってる人のセリフ。」ミイ

あの「おとちん」


無題

方向音痴なので初めての待ち合わせ場所には早めに行くようにしている。
昨夜の飲み会は順調すぎて30分も前に着いてしまった。
お茶するには時間が微妙だしと本屋さんで時間をつぶす。
そこですごいタイトルのを見つけて堂々とレジの列に並んだ。
いつもは「カバーどうしますか?」と聞かれればいらないですと答える。
ただ「お願いします。」とは言ったけれど。

朝起きるとずきんと頭が痛い。
次の日がお仕事だとセーブするけれど呑み仲間に恵まれつい楽しんでしまった。
久しぶりの二日酔い。
寝ていれば大丈夫だけど起き上がるといかん。
さっそくベッドの中でページをめくる。
真剣にこのタイトルをつけたんだなあとすぐにわかる。
このタイトルしかないとも。
私もタイトルに躊躇してはいけないけれど・・・。
(地下鉄の中吊り広告と同じタイトルにしてみた。)

いろんな夫婦の形がある。
世間はその事情を知らずに身勝手な親切心で正論を言いがちだ。
希林さん夫婦にもそうだったかもしれない。
偉大すぎる妻に気後れして素面では会えなくて夫は騒動を起こしてきたのかもしれない。
別居していても夫の寝室を用意していた希林さん。
マリア様のステンドグラスのはめ込まれたドアをみて懺悔室みたいだと恐れおののいていたそうだ。
おくりびとのもっくんと一人娘に看取られて夫には「どちらさまですか。」と言えただろうか。
愛情のある毒をわたしも吐きたい。

こだまさんは自分を表現することで救われネタにされたキングさんはそんな妻の作家としての才能を誰よりも秘かに賞賛しているに違いない。
妻が夫の秘密を黙認していたように。


あきらめていたら朧月が出ている。
ベールに隠れてゆらゆら揺れている。

日日是好日

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毎日がいい日でいい天気でありますように。
そう思っていた。
でも違うらしい。
雨の日も晴れの日もすべていい日らしい。

お茶のお稽古に結婚前後二年通ったことがある。
お茶の先生の家は平屋で広い庭にはさまざまな草木が生えていた。
同時にお花も習っていたけれどわたしはその庭のお花で活ける先生の茶花が好きだった。
お手前はなんとなく覚えただけで満足してしまった。
それでも不思議なことに所作だけは残っている。
形から入るのが好きだ。
理屈は後からついてくる。
そういうことかだったのかと腑に落ちる真空になる瞬間がくることが待ち遠しい。

わたしの季節は今、晩秋から初冬になった頃。
静かだ。
もう抗うことはしない。
受け入れるのではなく受け流す。
その日できることをしたいことをしていく。
忘れやすくなった特権かもしれない。

昨夜は窓を開けて寝ていた。
にわか雨の雨音で目が覚めた。
すっと土の匂いがしてひやっとした風が通った。
ちょっとした音で目が覚めるのも日日是好日。

http://www.nichinichimovie.jp/

半分、青い。下

無題

本を読みながらスズメちゃんとリツくんの後半戦を楽しむ。
相変わらず墓穴を掘りまくり自滅しているけれど、家族や友達はその生きる力が頼もしくてしかたがない。
長い長い映画みたい。

おーちゃんは思う。
何事かを成し遂げて思い残すことなく死ぬのもいいけれど、
何かを楽しみにしたまま夢の途中で死ぬのもいいなあ。
気持ちのいい日にお昼寝をしながらスーッと逝けたら幸せやな。

まーちゃんも思う。
八十代の両親もきっとそうだろうな。
痛いのや苦しいのはいくつになってもごめんだ。

上は次女の手元にある。
お盆に帰省してきたら下も渡したいと思っていたら願いが叶いそうだ。
いつもそこから動き始めるわたしのスズメちゃん。


それがわたしの夢、夢、夢。

終わった人

すっと終われる人ともがき苦しむ人がいる。
そして終わった時から新しい一歩が始まる。

63歳定年の夫は出向先の役員だった。
そしてその最後の日だけは黒塗りの車で家まで送られる。
出世街道ならそれが日常だったはずだ。
あと二年は嘱託として窓際で残ることもできたけれどプライドが許さなかった。
ちょっと映画も気になっている。


家人は57歳で早期退職した。
再雇用の話もあったけれど再就職先の三時までの仕事にすっとシフトできた。
子供たちも大学を卒業し両親も看取りそこにたどり着いたのだろう。
揺るがずに終われたのは立派だった。

わたしは節約が苦手だ。
節約するなら働く。
こうでなければと決めることも決められることも苦手。
まあいいかと穏やかに暮らしたい。
家人にはそれがない。
独自の節約や規則が生きがいになっている。
趣味のサークルに居場所もみつけた。
それでもわたしが働いて好きなことをするのには何も言わない。
最近はそれがどんなにありがたいことかがわかってきた。

終わった夫婦も終わった仕事も悪くはない。
必要としてくれる時がきたらまた寄り添いたい。
それまでは上手にすれ違いができれば十分。
その時初めてお互いの痛みを知ることになるだろう。

雨に濡れた紫陽花がきれいだ。
義父が愛でた花が今年も咲いた。
tn

君たちはどう生きるか

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本屋さんでたくさんのコペルくんと目があってしまった。
これが噂のコペルくんかと。

コペルくんはもちろんコペルニクスからきている。
中学生のコペルくんは友達関係で自分のふがいなさに悩んでいた。
それに答えたおじさんのノート。
八十年前の小説を知らなかった。

傷ついたことで人は初めて心の痛みを知る。
最初は自分を責め、自分を傷つけた相手を責め、そしてそれが時とともに昇華されたときにやっと成長する。
痛みを知ってる人は受け止めてくれる優しさと辛抱強さと何よりも正直だ。
口先だけのアドバイスにはそれがない。
わたしもまだまだ知らないことがたくさんある。
それを経験して乗り越えて誰かを支えれる生き方ができるといいなあ。


雪の舞う大阪女子マラソン。
歴代の女神たちが解説する豪華さ。
そして新しい女神を称える。
新しい女神は底抜けに明るく、バキバキにストイックでそして給水出来なかったライバルにそっと渡した時感動してしまった。
ちゃんと周りも見てるんだなあと。
三人娘はそれぞれのフォームで走り抜けた。

大阪の友達から寒いけど大丈夫とラインが来た。
母も心配して電話をくれた。
「〇〇したいんだけどいいかな。」とわたしが聞くから
「それはおかしい。」と否定や批判しか返ってこなかった。
「〇〇するね。」「〇〇してね。」と言うようにした。
まだちょっと慣れないから努力している。
二人のオカンに「温かいリビングでマラソン見てるよ。」と返事をした。
まりりん

maririnn_bb

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