つぶやきまりりん

「何とかなる。それはやることをちゃんとやってる人のセリフ。」ミイ

DVD

贖罪

WOWOWの無料放送で「贖罪」の第一話を観たのは半年ぐらい前。
それからすぐに湊かなえさんの原作を読み、本日一挙にDVD鑑賞。

原作がすぐれていることもあるけれどそれを黒沢清監督が映像化した作品は新鮮だった。
いつかテレビがお友達になったら有料放送もいいもんだなあと。

原作を読んだ時一番印象に残った「とつきとうか」。
最終月経開始日から三ヶ月を引いて月に7を足したのが予定日だそうだ。
6月1日だとすると「6-3=3 1+7=8」で3月8日。
3が引けない月は4を足すそうだ。
ただ周期が違えば最終月経の初めの日からのとつきとうかとも言えないし、
正確には胎児の画像から予定日を判断するようだ。
三人の子供を産んで孫もいるのになるほどと興味深かった。

小さないたずらが引き起こした悲しい連鎖。
贖罪の呪縛から母親の哀しみが癒えることはない。
それでも心に秘めておかなくてはいけないことが贖罪なのかもしれない。



さよならみどりちゃん

ゆうこはどうしようもなくだらしなくずるい男を好きになる。
みどりちゃんは顔も知らない恋敵。
バイト先のカラオケスナックで最初で最後のマイクを握る。
心で泣いて顔で笑って吹っ切るゆうこは最高にキュートだ。

エンデイングで奥村愛子さんの十四番目の月が流れる。
次の夜から欠けていく満月の前の十四番目の月。
想いが爆発する前の片思い。
やっぱりユーミンは詩人だ。

あ?あ、まりりんはいつもヤナギニカゼ。
怒ったり喧嘩したりはまだまだ恋の進行形だよ。
ゆうこちゃん!

アカルイミライ

アカルイミライはくるんだろうか。
「マテ」と「イケ」のサイン。
チェ・ゲバラのおそろいのTシャツ。

クラゲでさえ古巣の海へ行くことがわかっている。
ただぷかぷか浮いてるようでも触れば毒を刺す。

息子はあてもない就活に奔走している。
一番危機感を肌で感じていることだろう。
でも決して孤独ではない。
なんだか活き活きしているようにさえ見える。

何がやりたいかってむずかしい。
今は凪がされるしかない。
いつかやりたいことが見つかるといいなあ。
そしてそれがスキになれたらもっといい。

カタカナのアカルイミライは現実的だ。
トウキョウの下町の風景と人にこだわっていた。

ストロベリーショートケークス

原作は漫画家、魚喃キリコさん。
なななんって読めないですよね。

キリコの世界が好き。
blue以来のファン。
(でもまだ漫画は読んでいない)

女子高生から十年後かな。
四人の女性のそれぞれのちょっと痛く切ない日々。
恋も仕事もなかなか思うようにはいかない。
満たされない思いをそれぞれが抱え込んでいる。

自然消滅はいや。
鈍感だからいつまでも期待してしまう。

最後のふれあいだけで充分。
気持ちは伝わらなくても。

神様はいないのかな。
好きな人に好きだといわれたいだけ。

大切に思って欲しい。
涙を流して謝って欲しいだけ。

導かれるように四人の距離が近づく。
ストロベリーショートケークスには甘酸っぱい女の子の思い出と未来がある。

赤い文化住宅の初子

いい人と悪い人の境界線ってどこなんだろう。
いい人とは自分にとって都合のいいという意味なのか。

一見冷たく適当にあしらう先生が実は一番初子を傷つけていない。
希望と絶望をみせてくれる。

「女の子はどうせ結婚すればいいんじゃから。」
高校進学をあきらめた初子に頑張れとか悔しいねとかけっして言わない。

「誰かが助けてくれるとでも思うとるんでしょ。」
その言葉が強く響く。

人は人とうまいことやっていこうとする。
小さな選択を重ねてふっといい人と悪い人の間で自分の立ち位置が決まり、それぞれが頼りないからこそ寄りかからずにいられる。

都会に出てどうなっていくのだろう。
小指の約束が永遠であってほしいけれど、そうはうまくいかないこともわかっている。
現実は現実。
それでも夢は見たい。
グリンゲーブルスのアンではなく赤い文化住宅の初子
深いタイトルだ。
まりりん
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