草彅くんの映画から自粛していたけれど西川監督作品だけはどうしても映画館で観たかった。
役所さん憑依してました。
絶版された原作「身分帳」も復刊された。

満期で出所した男は持病があり生活保護を申請する。
働きたくてもこの世界は冷たい。
どこまでも真っ直ぐな男は見て見ぬ振りができず歯止めがきかない。
それに堪えて理不尽な社会に溶けこめるか…。
すばらしき世界(心安らかな居場所)は見つかりましたか。

映画のあとで最果タヒさんの詩に触れてきた。
「われわれはこの距離を守るべく生まれた、夜のために在る6等星なのです。」
その時々のわれわれを肯定してくれる詩が好き。
肉眼ではなかなか見えない六等星。
でもそこに確かに在る六等星でいたい。
距離を守るべく何もなかったかのように。