淳子とは田部井淳子さんのことだ。
今年は山岳小説でお山を楽しんでいる。
今朝は洗濯を済ませて久しぶりに近所の相生山(標高60メートル)をお散歩してきた。
(不思議な小山(おやま)でいつも迷子になり歩き回っていると6ヶ所あるどこかの入り口にたどり着く。
だから一人でも方向音痴でも大丈夫)
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テレビで田部井さんが東北の高校生を連れて富士山を登っているドキュメンタリーを観たことがある。
エベレストに登頂した田部井さんもすごいけれど闘病中の田部井さんの一歩一歩も頂上をめざしていた。
ただし頂上ではなく旦那様の元に帰り着くのがてっぺんなのはずっと変わらない。
女のくせに女だてらにと無理解な時代から山屋の旦那様は一番の味方であり理解者だった。
縦社会の男社会ではリーダーの命令は絶対だけど横並びの女社会は意見を聞こうとするあまり感情や嫉妬も渦巻き生々しい。
それをまとめてきたのも田部井さんだ。

作家の唯川恵さんもお山に登る。(バックをザックに持ち替えて)
登ってる時はただしんどくてお家に帰りたいと思っても頂上に立てばそんなことをすっかり忘れてしまうのがお山だ。
愛犬を亡くして気落ちしている唯川さんをお山に誘ったのは旦那様だ。

ニュースで見た連休の上高地は大盛況だった。
お山に登れなくても近づきたい気持ちがすごくわかる。
わたしも上高地への深夜バスを調べたりツアー登山を検索しては今は我慢我慢と堪えていた。