キーンと鹿が鳴いて駆けていった。
その時なんと鹿肉を焼いてもらっていたからその偶然にびっくりした。
初めて食べた鹿肉は臭みもなくやわらかくて最高だった。

白羊の群れのように見える竜が岳の稜線にずっと憧れていた。
最近婿さん世代のお山の先生が出来た。
腰が引けてるよと声をかけてくれる。
そしてわたしよりも早く疲れに気がついてリュックかしてと援助してくれる。
最初はそれが申し訳なくて大丈夫ですと言っていたらお山は安全が一番だからそれは甘えてるのとは違うよと。
何よりもお山を楽しんで欲しいとおもてなししてくれるところも師匠にそっくりだ。
念願の山頂は竜のように風が吹き霧で真っ白だった。
そして不思議な銀竜草に出会うこともできた。
一ヶ月ぶりのお山は楽しかった、面白かった、疲れたと下山後温泉に。

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(画像をお借りしました)

今朝は山ちゃんと蒼井優ちゃんの電撃婚のニュースにうれしくなった。
山ちゃんに負けないくらいわたしもどれだけうれしいんだというぐらいの笑顔で鉄梯子を登っていた。
歩く生き物としての人になる。