加害者と被害者。
それぞれの家族。

夫の帰宅と勘違いしてドアを開けシャワーを浴びていた妻。
そのアパートには以前の住人の荷物と子供の落書きが・・・。
襲われた妻は公にすることを拒む。
夫は犯人を執念で探し当てる。

赦すことで乗り越えようとする妻。
加害者に制裁与えようとする夫。

セールスマンの死という有名な戯曲があるそうだ。
凄腕だったセールスマンも年老いて家族とも上手くいかなくなる。
優秀だった息子たちもぱっとしない。

そして舞台の幕が降りた。
セールスマンのコメントに西川監督がこんな言葉を残していた。
「私がこの映画の登場人物だったとしても、きっと同じ落とし穴にはまり、同じように自らを失うに違いない。 」

事実を知るか知らないか家族こそがサスペンスだ。