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師匠のフェイスブックより

夏の涸沢に向けて練習開始です。
還暦初心者コンビで自主トレのつもりがなんと師匠が岐阜駅まで迎えにきてくれました。
(わたしは初対面。)
師匠は山暦30年目のかわいい山ガールです。
すでに朝一番で鳩吹山でかたくりのお花を見てきたとのこと。

リュックにストックを装着するのも初めてでとりあえず適当に縛り付けてお出かけ。
金華山の麓でまずは靴の履き方とストックの使い方。
師匠はこんなことだろうと心配で駆けつけてくれたんだなあ。
足元ばかり見てたのでこんなステキな景色を見る余裕もなかったので事後承諾でお借りしました。
上り坂はなんとかできたけど下り坂が難しい。
考えすぎて右手右足が同時に出たり前途多難です。

瞑想の小径をガイドのおじさんに尋ねたら入り口まで案内してくれました。
誰よりも格好だけはベテランっぽい初心者コンビにお山ではわがままでいいんだよと助言。
「自分の心の声に正直にね。」と。
靴紐がしっくりこないので結び直したいので待ってと言えました。
お山の声にも正直でいることも大切なんだなあ。
天候がよくないから撤退しようと一週間の順延。
登山一年生の一時間目はただただ楽しくて「よくできました」とお山の声が聞こえてきました。

下山したら師匠がドリップコーヒーを入れてくれました。
小さなリュックからバーナーや鍋に水にコップと次々に出てきます。
そして一番感激したことは師匠は山道でゴミを拾っていたのです。
山を愛するとはそういうことなんだなあ。
「人を愛せば山が恋しい。山を愛せば人が恋しい。」師匠が教えてくれた言葉。