百万円と苦虫女という映画があった。
苦虫女は蒼井優ちゃんだからかわいかった。
愛想笑いでなかったことにしようとする苦虫女。
わたしは何かあるとやけ食いに走る。
でも今回は半日で過ぎた。
お菓子を食べアイスを食べそうめんを食べごろんと横になったらお腹がぱんぱんなのに気がついた。
そのまま爆睡し起きたら納得もいった。
七千円の金額よりも心のドキドキがとまらなかったのだ。
そのドキドキをなかったことにするために食べ続けた。
悪いのはわたし。
ぼっとして気がついていなかったのもわたし。
言い訳もまったくない。
それでも落ち着いたら七千円あったらと思うのもわたし。
大好きなブランドのTシャツが定価で買えておつりがきた。
京都までの新幹線の片道切符もおつりがきた。
四週間に一度の白毛染めもおつりがくる。
大好きな居酒屋でお友達とはめをはずすこともできた。
いつもは七千円の価値なんて考えないのに。
あ!一日のパート代。
人様に迷惑をかけなかったのだしそれだけでよしとしよう。
やけ食いのお腹をなぜながらよし筋トレに行こうと立ち直った。

ゴールドも一旦停止・・・。