彼女はカフェでいらっしゃいませと言っている夢を何度もみたそうだ。
カウンター越しに細くお湯を注ぐとコーヒーの香りに包まれる。
腱鞘炎気味なので左手で。
聞こえるのは川のせせらぎと虫の声。
青空に雲がゆっくり通り過ぎる。
ログハウスのデッキで猫が寝ている。
彼女の夢が実現した。

デッキに出るとノブちゃんがわたしの足元に擦り寄ってきた。
建築中のノーベンバーに庭に迷い込んできた招き猫。
そのさりげなさに固まることなくいい感じでじっとしていた。
窓からのぞくと猫が通り過ぎたりごろごろしている。
それぞれ昼中は近所を散歩して夕方帰って来るそうだ。
新参者のノブちゃんの寝床は薪小屋だそうだ。

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(上手に撮れなかったのでカフェめぐりをしている方のブログから貼り付けました)

先日ちょっとした言葉で傷ついた。
その言葉に呆然として聞き流そうと思ったけれどその夜は寝付けなかった。
仕事だから寝なきゃと思うとますますあせった。
その話をしてから「わたしって案外弱いや。」と言ったらお友達が「それはやさしいんだよ。」と言った。

いろんなことがあって今がある。
自分の感じることに素直に過ごしたい。
逃げれるものなら逃げたいけれどそうもいかないこともある。
だから猫を抱くんだなあとふとわかった。
(ただしわたしは猫にもカラスにも警戒しているのを見抜かれている。)