先月母の日に実家に帰ったら芍薬が生けてあった。
弟夫婦から贈られたプレゼント。
粋なことやるじゃん。

家中に飾られた芍薬を写メールで送信。
「母ちゃん喜んでるよ。ありがとう。」

わたしが選んだプレゼントは影が薄い。
でも娘が顔を見せることが牡丹にも百合にも勝るのではと勝手に思っている。

芍薬と牡丹の区別がつかなかった。
芍薬は草で牡丹は木。
茎を見ればわかるって知ったのは先日のこと。

花尽くしだった皐月。
移植した義父の紫陽花ももうすぐ咲きそうだ。

花を見て誰かを想うって素敵だなあ。
花や木は散るから名前につけないほうがいいとも言われている。
でも季節は巡りまた楽しませてくれる。
その夢をかーくんとつっくんが叶えてくれた。