あの日と言えば3・11。
わたしはその時、友達と日帰り温泉に行きジェット水流でまどろんでいた。
東京では公共交通機関が麻痺し帰宅難民になったと聞く。
寒さと不安で泊まるところもなく一晩かけて家を目指す。
営業先で派遣の受付だった女性が前を歩いていた。
普段だったら声もかけず知らんぷりをするところだけどその時は知っている顔を見つけたことがどんなにか嬉しかったことだろう。
同じ方向だと聞きテンション高く歩き出す。
途中で女性の家に立寄り、ただ誰かと繋がっていたいと付き合い出す。
一目惚れの恋とも違うそんな特別な日。
そして二人は夫婦になる。
自己中で潔癖で不器用な夫と大雑把でいい加減な妻。
価値観のまったく違う二人はケンカが絶えず離婚する。
そんなドラマの始まり。
結婚も離婚も幸せになるためにするもの。
どちらも前向きなこと。
恋愛は二人の問題だけど結婚離婚となればお互いの家族を巻き込む。
だからなかなか言い出せない。
一話一話に歌がある。
一話一話にキュンとくるセリフが溢れている。
このドラマを教えてくれた友達は肝があると言った。
この先わたしも「最高の離婚」をするかどうかは神のみぞ知る。
ずっと見過ごせることならまあいいかとあきらめてきた。
でもそれが募って辛くなってきて限界だと思ったとき言葉にしてみた。
そしてわかったことは言葉にしないと悪気があるわけでも思いやりがないのでもなくただ気づかないだけ。
それぞれの思いが交差する。
これからどう展開していくのかすごく楽しみだ。
追記
今日は用事をすませてから映画を観た。
「東ベルリンから来た女」
そこにも狭間で揺れる女がいた。
今日は節分。
歳の数にもう一個たした数の豆を食べたらお腹がころころしそう。
今年の恵方は南南東。
巻きずしの丸かぶりで幸せをつかもう。
まりりん
まーちゃん
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