娘の出産に立ち会った時「こんなに苦しむのならわたしが代わってあげたい。」と秘かに思った。

代理出産をした母と娘が顔を出しての勇気あるコメント。
街頭インタビューでは賛否両論が飛び交っていた。
賛成の中にも他人なら母姉妹ならといろんな意見があった。

わたしだけの思いなら娘のために命を懸けても産みたい。
ただわたしが娘の立場ならいくら母が望んだとしても躊躇するだろうし、それ以上に他人にはお願い出来ないだろう。

難しいな。
それぞれの立場や経済力や安全性に倫理観、法律。

赤ちゃん誕生を祝福したい気持ちでいっぱい。
だからこそ密やかにそして健やかにと願う。


「あきらめる」のも次への一歩。
でもあきらめたくても「あきらめきれない」のならそれもまた時間がかかっても次への扉を開く一歩なんだと声が出なくなった歌手の言葉で知った。