「名古屋がえらいことになってるけど・・・。」
早朝ツレアイさんからの電話。
昨夜は窓にたたきつける豪雨と稲妻でうとうと過ごしていた。

離れて暮らしている次女からも電話があった。
テレビを付けてびっくりしたのだろう。
家族が離れて暮らしているとすぐに駆けつけれないので心配が増す。

「ありがとう。大丈夫だよ。」

八年前の東海豪雨を思い出す。

我が家は小高い丘の中腹にあるから大丈夫だけど、車で子供を迎えに行って冠水した経験がある。
道があっという間に川になりさざ波が寄せてはくりかえす。

それ以来、豪雨が怖い。
心臓をわしづかみにされる。
私事では躊躇しても家族からの電話を受ければ後先を考えずにやっぱり飛び出すだろう。
自然を侮るなと肌で感じわかっていても。
地震の噂も聞く。

浸水した家屋が映し出される。
ピンポイントのゲリラ豪雨は時間も場所も予想ができない。
小康状態とはいえまだまだ河川の氾濫も気がかりだ。



追記

三日間降り続いた雨がやんだ。
何もする気にもなれずずっとイーグルスを聞いていた。
洗濯がしたい。
散歩もしたい。

言葉の毒気にやられる。
しっくりいってない事には気づいていた。
それでも上手に回避することを願っていた。
・・・・・。
でしゃばることはやめた。
なるようにしかならない。
ふ?。
ちょっと気持ちも晴れたよ。