「わたくしは生まれ変わってもわたくしになりとうございます。
そうでなければあなたさまにお会いできません。」


篤姫様の言葉です。

「わたしも・・・。」
食べること飲むことその波長が合っているツレアイさん。
家で食べる鍋は何よりもおいしいのです。

今は機上の人です。

昨日はおいしいうなぎを求めて転々としていました。
記憶を辿りましたが川沿いにそれらしきお店は見つかりませんでした。

蒲焼の匂いに釣られて暖簾のかかっていないお店の扉を開けました。
「やってますか?並二つお願いします。肝焼きもください。」
年配のご主人が炭に火を起こし、うなぎと肝を串に刺して慈しむように丁寧に焼いてくれました。
たれつけ三回。
その職人の技をガラス越しに食い入るように見つめていました。
こだわりが充分伝わってきて今までいただいたどんなうな重よりも極上でした。
鳴海宿にある魚仙、もちろん正真正銘三河一色産です。
「ごちそうさま。」