心地いい映画でした。
ひとつひとつのセリフが丁寧でさりげないやさしさとくすっと笑えるあたたかさにあふれていました。
きっとガッチャマン世代の人にはたまらないと思います。

したいことをする。
やってだめならその時考えればいいのです。

最近家族で食べる時間がばらばら。
待っていてもどこかで食べてきちゃったりで作る意欲をなくしていました。

「ごちそうさま。おいしかった。」
それが一番のご褒美だったから。

料理や給仕をするたたずまいやしぐさに惚れ惚れしちゃいます。
誰かのためでなく自分のために料理をするのもいいかなって思えてきました。

人はみんな変わっていきます。
変わっていくことが淋しかったり裏切られたような気持ちだったり。
でもそれは自然なことなんですよね。

せかせかしないふつうの毎日。
木漏れ日の中で深呼吸して私らしくいようと思います。

美味しい珈琲のおまじないなんだったかな。

太っちょの猫になって鮭のおにぎりが食べたくなる映画です。