久しぶりに時代物が読みたくなった。
司馬遼太郎の本をのぞいてこようかな。

千代や一豊の生き方はもちろんだけど私は旭が気になる。
松本明子が好演している。
農家に嫁いだものの夫は戦の手伝いで死ぬ。
そして兄の命令で再婚。
そして最後は離縁して家康の妻になる。
自分の意志がないかのように見えてそれを一つずつ受け入れていく潔さ。
秀吉(柄本明)のまゆげがそうさせるのか。

それぞれが誰かに対して一途な時代。
誰かのために命を捧げる時代。
命を粗末にしているようで命の意味や重みがあった時代。

最近の事件や事故。
もしかしたら今の世の方が命の重みが軽いのではないか。