あるブログで子供さんを捜している。
連絡先は警察になっているし顔写真も出ている。
ブログを立ち上げたお母さんのわらにもすがる気持ちがわかる。

もちろん心配し協力を申し出るコメントが寄せられていた。
でもその中には目を覆いたくなるようなふざけたコメントもある。
これがネットの恐さなんだとぞっとした。

以前高校生の子供が無断で外泊したことがあった。
お友達の家に泊まっていたのだが一睡も出来なかった。
携帯の充電切れで連絡が出来なかったらしいのだがその時初めて親の不安や無力感を感じた。
親は無事かどうかが知りたいのだ。
事件に巻き込まれて怖い思いをしていなければいいけどってそれだけが心配なのだ。

私も若かりし頃よく親に心配かけた。
飲んでいたのりで友達の家に泊まると電話をかけるとものすごく怒られた。
「タクシーで帰ってらっしゃい。」
「せっかくみんなで楽しんでいるのに悪いじゃん。」って押し問答。
泊めてくれるお友達に電話を変わってもらったりもした。

今は小学生でも携帯を持っているしお化粧までしている。
背伸びをしたい子供。
大人社会が作ったものが子供を蝕む。

どうか無事に帰ってきますように。
事件に巻き込まれていませんように。
傷ついていませんように。


追記
ブログをのぞいてみたらお嬢さんが無事に帰ってきたそうです。
生きてるだけでいいのです。
やり直しは出来ます。
よかった。