つぶやきまりりん

「何とかなる。それはやることをちゃんとやってる人のセリフ。」ミイ

2017年12月

年末の銭湯事件

察してほしい女。
言えば切れる男。
切れる男の上を行くには冷静ではいけない。
血圧が上がりすぎて朦朧とするぐらい。
おとなしい飼い犬に突然噛まれたように。
執念深い女。
すぐに忘れる男。
何事もなかったかのようにまた調子にのるんだろうな。

85歳の父にもう運転をさせたくない。
週に一度車で実家に泊まりで行きたいと言ってみた。
「俺の銭湯はどするんだ。」
「電車で行って実家の車を使えばいいだろ。」
「車の維持費はお前が払え。」
言いたいことはそれだけですかと反撃に出た。
「わたしはお義父さんお義母さんの病院にも泊り込んで介護をしてきたよ。
それが出来たのは母が子供たちの面倒をみてくれたからでしょ。
今度はわたしの両親が高齢になって一晩だけ銭湯に行くのを我慢して欲しいって言ってるだけだよ。」
もちろん男は自分の予定があるときはちゃんと家のお風呂に入っている。
「カビだらけのお風呂によく平気で入れるな。」
「換気扇をつけると怒鳴るからでしょ。」
「節約は大事だ。
じゃあ今度から電気代はお前が払え。」
「わたしはね、この家でびくびく暮らしてるの。
怒鳴られないように普段は何も言わないようにしてるの。
だけど家族の大変なときに銭湯銭湯って情けない。」
男の言い訳はどこかずれている。
「俺は言われんとわからんのだ。」
「ずっと黙っていて突然わめかれても困る。」
それではと
「週一回車を使わせてください。
換気扇を使わせてください。
冷蔵庫の賞費期限切れを処分させてください。
寒いのでヒーターを出させてください。」
一気に言ってみた。
「黙って実家に行かないで欲しい。
お風呂掃除をしてくださいと言って欲しい。
ヒーターを出してください、片付けてくださいと言って欲しい。
冷蔵庫はちょっとだけ考えさせて欲しい。」
ちょっとかわいく思えてきた。
本当に言わないとわからなかったんだ。
その後男はお風呂掃除を始めヒーターを出しおぜんざいを作り始めた。
「お風呂ぴかぴかにしてくれてありがとう。
あったかいリビングにしてくれてありがとう。」
おぜんざいが出来たらこう言うに違いない。
「お店で食べたら五百円はする。
そして俺が作った方が旨い。」
きっと男の鼻の穴は広がっている。

「夫婦に無償の愛なんて注げない。
元々は他人なのだから。
意思が無きゃ続かないのは仕事も家庭も同じ。」
逃げ恥のみくりのお母さんの言葉。
意思を持って仕事も家庭もお山も目指そう。

エイエイオー!

12月の富士山はうっすら雪が積もりきりっとしています。
河口湖から富士吉田を通り忍野八海を巡りダイアモンド富士が見える山中湖近くの絶景ポイントまで二日間で五万キロ弱歩きました。
ガイドさんの音頭でエイエイオー!と何度もこぶしを突き上げました。
ずっと見えてた富士山ですがダイアモンド富士は土壇場で黒い雲に覆われて見る事ができませんでした。
じらしてじらして見せてあげない女優のようです。
それでも目をこらしわくわくさせてもらえました。
四月に富士山すそ野の南側から歩き始め今は時計回りに東側にいます。
来年の二月三月とあと二回で完歩。
始めたことを最後まで頑張るのはお友達が一緒だから。
一人だったらまあいいかになっていました。
富士山の写真を見るとこれはどのあたりか少しわかってきました。
山梨県側からの富士山も別嬪です。

12月の我が家は極寒でダウンを着て過ごします。
家人の美学。
年末年始に寒がりの息子が帰省したらもちろん強い母になります。
週末は布団にもぐりこんで読書三昧ですが、今日は元気に常滑の「やきもの散歩道」。
エイエイオー!
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美しい距離

美しい距離って難しい。
どちらかというとべたべた過ぎるのは苦手。
近すぎず離れすぎず黙って見守ることを肝に銘じている。
ただしお願いと言われればすぐに駆けつける。
それがわたしの美しい距離。

山崎ナオコーラさんは父親の介護と育児を経験してこんなステキな本を書いた。
40代の妻にある日癌が見つかった夫は職場に時短勤務を申請する。
(男性が介護や育児で三ヶ月間の休みや時短を取れるようになったのはすごくいいことだと思う。
ただしそれは権利ではなくその分を誰かがフォローしていることも自覚して素直な気持ちが伝われば反対に頑張ってとおせっかいすらやきたくなる。)
病院に行くとそこには妻の母もきていて「ありがとうございます。」とお礼を言われる。
親が子供を心配するのは当たり前だけど夫が妻を心配するのも当たり前なのにと素直に受け止めれない。
もしわたしが婿さんにお礼を言われたらこちらこそありがとうと言おう。
ちょっと他人行儀な関係こそ美しい距離なのかもとナオコーラさんに教えられた。

介護は長丁場だから逃げることなく淡々とが大事なような気がする。
こちらがよかれと頑張っても病人には病人の気持ちがあるし認知になれば病気の自覚がないから治療も苦痛でしかない場合もある。
家に帰りたいと病床で暴れる義父を家に連れて帰ったけれど家に帰りたいともっと混乱した。
義父にとっての家は現実の家ではなく家にこだわっていたのは私の方だったと思った。
「そうね。もうちょっとしたら一緒に帰ろうね。」とだけ言い続ければよかった。
そして血の繋がりのない嫁は義父母が滞りなく旅立てばその瞬間に蚊帳の外におかれるのを知った。

八十代半ばの両親の介護がこれから待っている。
それが終わるまで心身ともに健康な娘でいたい。
美しい距離」で。

太陽と月

インドのハンドメイドの絵本。
ずっと気になっていて本屋さんをのぞいたけれど売り切れ中。

太陽と月は夫婦にたとえられるそうだ。
その話をしていたらお友達は
「お月さまをうっとり眺める人はいるけど太陽をうっとり眺める人はいない。」
「お月さまの方がきまぐれ。」
二人ともお月さまのつもり。

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「この世は 昼と夜で できている。太陽があり 月がある。」
「太陽は生命をもたらし、月は時をきざむ」
まりりん

maririnn_bb

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