つぶやきまりりん

群れない 慣れない 頼らない (堀文子)

2017年02月

コンビニ人間

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職場の歯車として働くことが好きだ。
最初の頃はかみ合わなかったことが三年たってやっと阿吽の呼吸で働けていることが楽しい。
自分の立場を理解して素直に応じていれば信頼関係が生まれてくる。
もちろんそれが出来ないこともあった。
こちらが違和感を持っていれば相手もそうだ。
相性みたいなものはどうしようもない。
上手くいかなかった経験もありがたいことにちゃんと活かされている。

普通がなにかわからない恵子さん。
大学生のときコンビニでバイトを始めて生まれ変わった。
マニュアルがあるから笑顔の作り方や声のかけ方まで教えてくれることで救われた。
周りから浮いてきたからこそ浮いている人に寛容だ。
恵子さんは三十代になってもコンビニでアルバイトを続けている。
一緒に働く人の口調をミックスしてその時々の普通になろうとしている。
人はどんどん入れ替わりそれを「正常化」というそうだ。
わたしも普通や常識を振りかざされると竦んでしまう側だ。
コンビニ人間を読んで切なくなったけれどうんと応援したくなったし勇気をもらった。

山女日記

三年ぶりに転んだ。
前回もなぜか二月だった。

なんでもない下り坂。
二駅歩こうと意気揚々と踏み出したところだった。
スニーカーにリュックで見事にバタッと。
もちろん撤退。

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昨年の秋頃「山女日記」をテレビで観た友達から涸沢に行こうと誘われた。
いくら歩くのは好きでも迷惑かけちゃうから無理だよと答えていたけれどお友達の職場の登山の師匠さんが夏に連れて行ってくれるという。
連れて行ってくれるといっても自分の足で歩くしかない。
悩んだときは山に行け!って人もいるけれどどうしようかと悩むんだったら山に行ってみようかと揺れ動いた。
そして自分へのお誕生日プレゼントに靴とストックを買った。
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山男だった父に相談したら涸沢はハイキングだと言う。
そこからが登山なのだから大丈夫と太鼓判を押された。
そして地図を引っ張り出しどの山に登ったかうれしそうに語りだした。
まして山小屋に泊まるのならいつもわたしが実家に行くのに愛用しているリュックでいいという。
(でも形から入りたいからいろいろしょってしっくりくるリュックを探してみたい。)
登山の師匠さんの話ではお風呂もないから着替えもいらないし体温調節のためのダウンと雨対策の合羽があればいいと言う。
(化粧はしなくても日焼け止めの下地ぐらいはしてせめて靴下とパンツだけは着替えたいとひそかに思っている。)
ただし綿は駄目らしい。
リネンや麻や自然素材が好きなわたしに化繊は受け入れがたいけれどそれが山の常識らしい。

みんな最初は初心者。
運動音痴のわたしが出来ることはとにかく歩くこととできるだけ階段を使うこと。
今日は散歩日和だったけど大人しく図書館で借りてきた鈴木みきさんの本でイメージトレーニング。

会えなかった

「飛行機が飛ばないから旅行は中止だって。」
仕事中スマホはロッカーで連絡がつかないのでお友達が職場に連絡してくれました。
お仕事をちょっと早引きさせてもらってそのまま空港近くで前泊する予定でいたのでお友達も大慌て。
かすかな記憶で調べてくれたんだと後から気がつきました。
前泊のビジネスホテルはツアーとは関係ないけれど連絡したら当日キャンセルでもキャンセル料はいらないですよとの対応があったみたいでありがたかったです。
旅行が中止になったので最後まで仕事していきますと上司に言うと「ありがとう。」と。
大荷物を抱えてがっかりしてるわたしを同僚が「残念だったね。」と送ってくれました。

自然には逆らえない。
それも含めてのアートの旅。
叶わなかった夢はどんどん募っていくんだろうな。
(10月に申し込んで年明けに催行決定で前日に中止・・・)

この子にいつか会いにいくぞ。
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このおばちゃんにもいつか会いにいくぞ。
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来週からのボストンは吉田博だ。

人生フルーツ

今年の初映画は二月になってしまった。
実は先週も映画館に三十分前に着いたのだけど立ち見ということであきらめてのリベンジ。
レディースデイだからですかと聞いたら連日満員御礼らしい。
(シニア層がほとんど)
今日は一時間前に着いてなんとか座ることが出来た。

わたしは高蔵寺ニュータウン子だ。
転校生だったけれどみんなも転校生。
毎週のように転校生がやってきてやがて小学校も増えて中学校も出来た。
酔っ払った父が隣の棟と間違えたり電話もまだまだ抽選でしか引けず電報の時代もあった。
NTの中でも二度引越しをしわたしの結婚後海の近くに住みたいとまた引っ越したので縁がなくなってしまった。
それでも団地っ子のDNAで今も空と風と家々の灯りが恋しい。
子供の頃は家の中に階段が欲しいと駄々をこねていたけれどちゃんと願いが叶ってメゾネットに住んでいる。

中学高校の一つ下の後輩がこの映画の老夫婦の娘さんだ。
彼女の面影を見つけたかったれどわからなかった。
でも映画の中で彼女の名前を見つけて嬉しかった。
きっとどこかですれ違ってもお互い気がつかないと思うけれど・・・。
すごいご両親に育てられたんだなあ。

風が吹けば、枯葉が落ちる。
枯葉が落ちれば、土が肥える。
土が肥えれば、果実が実る。
こつこつ、 ゆっくり。
人生フルーツ

両親なんかまだまだだ。
修一さんは九十歳で草取りの後でお昼寝をして起きてこなかったという。
英子さんはそれまでと変わることなく亡くなった修一さんに朝食を作り英子さん自身は自家製ジャムのトーストを食べている。
月に一度バスとJRと地下鉄を乗り継いでデパ地下で足りない野菜と魚を買出ししている。
自給自足でも美味しいものへのこだわりがある。
英子さんと娘さんは月に一度だけ会っているという。
その距離感もいいなあと思う。
わたしも映画のパンフレットをお土産にしよう。
まりりん
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