つぶやきまりりん

群れない 慣れない 頼らない (堀文子)

2016年08月

いしぶみ

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終戦から71年。
遺族も高齢化し伝えることが難しくなってきている。
いしぶみとは碑である。
原子爆弾が投下されたその時原爆ドームのある対岸に中学生たちは集合していた。
生き残ったのはその日体調を崩していた子、市電にたまたま乗り遅れた子。
その偶然を抱えて戦後生き抜いてきた言葉を静かに聴いた。

実家のお仏壇には硫黄島で戦死したいつまでも若々しいままの祖父がいる。
教育者として働き通した祖母は広島弁できっと今も見守ってくれている。

マジックが点灯だ。
元祖カープ女子。

最後の将軍

最後の将軍のMVを見ている。
同棲最後の日は切ない。
でもそこから一歩踏み出さないといけないことにお互い気がついている。
荷造りをして出て行くのをじっと見ている彼。
決断はいつも女だ。
最後の晩餐にチキンラーメンを作る。
それを待っている彼女。
お互いにチャキで最後の写真を撮る。
傘を忘れていることに気がついた彼はそれを持って追いかける。

自由人の次女がいる。
惚れやすく醒めやすい。
紹介されれば彼氏に情がわいてしまう。
保護者のように大切にしてくれているから今は決まるまでは会わないと決めている。
そろそろほっとしたいけれどそれこそ縁だ。
我が家の家宝が我が家にもいた。


今日も一日きみを見ていた

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角田さんのところにやってきたトトちゃんエッセイ
「猫を、みくびる」の章が好きだ。
みくびるのは見下すのとはちょっと違う。
どんくさかったりすると「ほんとにもう。」と思いながらもかわいくてしかたがないのだ。
猫を飼ったこともないしすぐに猫におちょくられるわたしはまさに猫にみくびられている。
でもそれでいいのだとちょっと安心した。

猫好きのお友達が多い。
わたしはそんなお友達から猫の話を聞くのが好きだ。
それでそれでとあんまりわたしがせがむので猫はいいよと誘惑をする。
マンションだしずぼらだしと言い訳を口にするけれどもし一人っきりになったらとちょっと思っている。

わたしは賢い子が苦手だ。
ありがたいことにわたしには子供も孫も賢い子に縁がなかった。
こんにちわわ?と言われて恥ずかしそうにしている子を見るときゅんきゅんしてしまう。
くださいって言わないと買えないよと促されてももじもじしている子を見ると「言いたいけど言えないんだよね。
おばちゃんはわかるよ。」と応援したくなる。
それはわたしがそんな子供だったからかもしれない。

保育園にお迎えに行った娘が先生から「いただきます。」ってお家で言ってますかと言われたそうだ。
働くお母さんは忙しい。
家に帰ったら家事が待ち構えている。
お腹すいたまとわりつく三歳児についおやつをあげてしまう。
中学生のお兄ちゃんには早く食べさせ塾に送り出すのに必死だ。
先生にそう言われてゆったりと家族そろっていただきますって言うのはお休みの日ぐらいだと気がついたそうだ。
「おかわり」は進んで言うのに先生は不思議がってある日「いただきます」って言わないとご飯を食べれないよと言ったそうだ。
言われれば言われるほど涙を浮かべてのお預け状態。
今までだっらいいよと言ってしまうのを先生も葛藤だったに違いない。
みんなが食べ終わる頃に小さい声で「いただきます。」と言いもちろんいつものようにおかわりをしたそうだ。
そんなことがあったからか「まあちゃん、いただきますわ?」と言われた。
「あ!忘れてた。いただきます。」と言ったら「つっくんも忘れてた。いただきます。」と。
そんなお互いみくびっている関係っていいなあとしみじみしてしまった。

キッドナップ・ツアー

ダメ親父に誘拐されたハルのひと夏の冒険。
クールなハルは別居中の両親を冷静にみている。
それでもまだ小学生。
自分勝手な父にいらだちながらもだんだん好きになっていく。
思い通りにならないことがあってもそれは自分のせい。
人のせいにしたり、育ちのせいにするのは悲しいと自分に言い聞かせるように諭す。
人と人が出会うことは奇跡をなのだ。
それが一瞬であったとしても続かなかったとしても。
駅のホームで号泣する二人の後姿にツンとくる。
キッドナップ・ツアーの原作を読みたい。

もうすぐ公開の「怒り」を読んでいる。
図書館の予約では映画に間に合わないと久しぶりに文庫を購入。
「悪人」再びのようでわくわくしている。
妻夫木くん演じる駄目な男の涙と笑顔に弱いのだ。
(妻夫木夫妻おめでとう。)

選挙の後の対応をテレビで見ていると組織に属する男はわかりやすいなあと思う。
もちろんそれこそが社会の縮図で生き残ってきた女はそのあたりがしたたかで賢い。
都知事選は下手なドラマよりも面白かった。
マスコミに踊らされているとわかりつつもめまぐるしく状況は変化していった。
都民ではない人がこれだけ関心を持ったことはないと思う。
これからの四年、笑顔の中の眼差しが本物であって欲しいと願っている。

まりりん
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