終戦から71年。
遺族も高齢化し伝えることが難しくなってきている。
いしぶみとは碑である。
原子爆弾が投下されたその時原爆ドームのある対岸に中学生たちは集合していた。
生き残ったのはその日体調を崩していた子、市電にたまたま乗り遅れた子。
その偶然を抱えて戦後生き抜いてきた言葉を静かに聴いた。
実家のお仏壇には硫黄島で戦死したいつまでも若々しいままの祖父がいる。
教育者として働き通した祖母は広島弁できっと今も見守ってくれている。
マジックが点灯だ。
元祖カープ女子。
晴歩雨読
ダメ親父に誘拐されたハルのひと夏の冒険。
クールなハルは別居中の両親を冷静にみている。
それでもまだ小学生。
自分勝手な父にいらだちながらもだんだん好きになっていく。
思い通りにならないことがあってもそれは自分のせい。
人のせいにしたり、育ちのせいにするのは悲しいと自分に言い聞かせるように諭す。
人と人が出会うことは奇跡をなのだ。
それが一瞬であったとしても続かなかったとしても。
駅のホームで号泣する二人の後姿にツンとくる。
キッドナップ・ツアーの原作を読みたい。
もうすぐ公開の「怒り」を読んでいる。
図書館の予約では映画に間に合わないと久しぶりに文庫を購入。
「悪人」再びのようでわくわくしている。
妻夫木くん演じる駄目な男の涙と笑顔に弱いのだ。
(妻夫木夫妻おめでとう。)
選挙の後の対応をテレビで見ていると組織に属する男はわかりやすいなあと思う。
もちろんそれこそが社会の縮図で生き残ってきた女はそのあたりがしたたかで賢い。
都知事選は下手なドラマよりも面白かった。
マスコミに踊らされているとわかりつつもめまぐるしく状況は変化していった。
都民ではない人がこれだけ関心を持ったことはないと思う。
これからの四年、笑顔の中の眼差しが本物であって欲しいと願っている。
まーちゃん