つぶやきまりりん

群れない 慣れない 頼らない (堀文子)

2016年06月

ズルをしない

物語につじつまを合わせるときに安易にしてしまうとのちのち後悔すると作家が言っていた。
仕事人だなあ。
読む人が読めばそれはわかってしまう。
だからズルをしないようにしようと。

家ではズルばかり。
掃除機が面倒でクイックルだったり、朝のお流しをお昼と一緒にしたり・・・。
ズルに流されっぱなしだから、お仕事だけはズルをしないで正直にこつこつとと思っている。

自分で決めたルールにズルをしないのが仕事人かな。
だから職人さんや作家さんが好きなのだ。
人に押し付けられたルールは壊したくなるしそれを守ったところでストレスがたまるばかり。
気持ちいいか悪いか、好きか嫌いかは価値観によって人さまざま。
人はそもそも違うし人と比べなければバッシングもなくなる。
どうして人のことなのに許せなくなっているんだろう。
正義感を振りかざすみっともなさや、人のせいにするズルさが目白押しだ。

仕事がお休みで家にいると選挙の電話がかかってくる。
一生懸命すぎてマニュアルやノルマや信念で押し付けられるとつい「わたしなりの考えがありますので失礼します。」と切りたくなる。
もちろん選挙に関心を持つことは大切だ。
当日は用事もあるから期日前投票をしてこようと思っている。
それがわたしのルールだ。

院内カフェ

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本を読みながら以前の職場のそばにあった大学病院の院内カフェを思い出した。
中抜けの土曜の昼下がりはそこでお茶をした。
街中にあるカフェと一緒のはずなのに閑散としていてお気に入りの場所だった。
ロビーの一角に作られたカフェスペースには仕切るものはない。
日常と医療の境。
スタッフは淡々とマニュアルどうりに接客していた。
誰に対しても平等でそ知らぬふりに救われた人もいたはずだ。

院内の喫茶店といえば昔は地下の迷路のような先にあった。
地下の主のようなママさんがいて、あくまでも病院の続きのような空間だったけれどその扉の向こうで付き添いのわたしは癒された。
そこでコーヒーを飲みながら雑誌を読み息がつけたのだ。
声を出せなくなっても祖母はわたしが手を貸すたびに震えながら手を合わせた。
病人はわがままでよかったのに・・・。

義父のときは院内に自販機しかなかったので車椅子で近くの喫茶店によく連れ出した。
ホットミルクに砂糖を三杯入れておいしそうに飲んでいた。

院内カフェはただそこにあるだけでいい。
本日のコーヒーに今月の新作フラペチーノ。
身体にいいかどうかは別にしてそこに集まるちょっとおかしな人の一員になるのも悪くない。

父の日

父の日にクッキーとお取り寄せの素麺を持って実家に行った。
父はポーカーフェイスで今日は何だという。
「父ちゃんにプレゼント~。」と渡すと照れている。
その時母から待ったがかかった。
「ちょうどいいわ。来週地域包括センターの人がくるからお茶をお出しするときに開けるから。」
「いいけど・・・。」
ちょっと寂しそうな父。
それでも来てくれたことがうれしくてお昼にマグロを買ってくると腰を上げた。
「わたしも行く。」というと「いいけど・・・。」とにやける。

あと何年娘でいられるんだろう。

このクッキー、藤田嗣治展の限定。
クッキーに藤田の顔が焼印されていて包装紙に宮内庁御用達とある。
宮内庁の言葉に弱い。
コロンバンの天井画を藤田が描いていた縁もあるらしい。
いつもは音声ガイドは貸りないけれどオダキリジョーじゃんと慣れないヘッドフォンつける。
ちょっと高音な柔らかい声にドキドキしてちっとも頭に入ってこない。
その時ふっと思い出した。
あ!わたしこんな声が好きだったんだ。

紫陽花が雨上がりにきれいだ。
植物ってすごいなあ。
この花を愛でた義父がいなくなっても毎年楽しませてくれる。

されど付録

付録が欲しくて本屋さんやコンビニを散歩した。
娘たちには付録代じゃんと言ってたくせに欲しいものは欲しいのだ。
(付録のシュシュやポーチのお下がりを愛用しているけれど)
女の子も女の古もリサ・ラーソンに弱い。
男性店員さんが入荷したばかりなのにもう売り切れなんておかしいですねと出版社にも問い合わせてくれたけれど在庫がないとのこと。
「娘に頼まれたんです。」なんて見栄まで張ってしまった。
三軒まわってやっと手に入れた付録をにやにや眺めている。
あちらこちらのランチ時、お揃いと女の古たちも盛り上がりそうだ。
肝心の雑誌は寝転びながら読むには大きくて重い・・・。

7000歩を夕暮れ時に早足で散歩するといいらしい。
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女は60歳で10万稼ぐ

本屋さんで「女は60歳で10万稼ぐ!」なんて帯の本を見つけた。
ぱらぱらと立ち読み。
60歳までに貯金いくらなんて考えることはない。
未来の不安よりも10万稼げる女になるために使った方が有意義だと言うものだ。

このままパートを続けられるように頑張ろう。
転職もしたけれどそれもこれも今に繋がっていたんだ。
10万稼ぐために心も身体もほどほど元気でほどほど自由でいたい。


せこい男がニュースになる時代、太っ腹な女こそ必要だ。
せこい男は俺様で妻の話に耳をかさない。
思い通りにならなかったり従わないとすぐに切れてきたのだろう。
「お父さん、そんなことしたら恥ずかしいよ。」と言えていたらと残念に思う。

まりりん
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