2015年06月

円卓

西加奈子は天才だ。
わくわく感にもどかしさに切なさにそしてユーモア。
生い立ちがそうさせるのだろう西加奈子でなくては描けない世界観がある。
言葉のリズムと映像が浮かんでくる。

円卓は中華料理屋さんで真ん中が回る深紅のテーブル。
公団に住む8人家族。
そしてまた赤ちゃんが産まれるという。
昨年映画でこっこを演じた芦田まなちゃんもまた天才。

イマジンは想像だという。
友を想い、死と生を想う。
わたしもイマジンに欠けている。
自分では気がつかず時々調子にのってからしまったと思う。
だからといっておせっかいなところもあるから黙ってもいられない。
ストレートでへりくだる事もできないから行儀知らずにもなる。
ややこしいことやめんどくさいことが嫌いなのに片足をつっこんでしまう。
きっと一生直らないだろう。

サラバ!の上巻は読んだけれど下巻はまだまだまわってこない。
順番予約を知らなくて先に下巻が回ってきてしまいそれから改めて手続きしたのでうんと先になってしまいそうだ。
文庫の発売が先になるかも。

本日閉店

歩いていける近所のスーパーが改装のため三ヶ月の閉店。
今年わたしにとって一番ショックなこと。
いつかは定価で買えるようになるのが長年の夢だった。
子供たちの学費がかからなくなったらと思っていたら早期退職で本当の夢になってしまった。
以前と変わらず割引や特売にねらいをさだめてはいたがその方がわたしらしい。
最終日のスーパーの陳列棚には商品は少なかった。
それでも行かずにはいられない人でごった返していた。
さあこの夏をどう乗り切ろう。

追記
禁断症状が出て姉妹店まで遠征。
行こうと思えば行けることがわかったからちょっと安心。
でもちょっと遠いし駐車場が入りにくい。

追記
今日は生協のお店に久しぶりに行ってきた。
懐かしいものばかりでうれしい~
子供たちにあれもこれも食べさせたい。
すっかり母にもどっていた。

LINIOがやってきた

リニモではない。
リニアでもない。
リニオが届いた。
77595061
寝転び読書派のわたし。
コンセプトは膝枕での読書だけどわたしは枕枕。
老眼鏡の度数がそろそろ合わない。
そんな時リニオをみつけたけど売り切れ。
再販を待ち焦がれていた。

横を向いても耳の後ろが痛くない。
ブルーカットが入っているので目が疲れない。

老眼鏡はどうして左右が同じ度なのがずっと気になっていた。
眼鏡屋さんに相談すると左右の中間がいいかなと。
そして合わなくなってきたらレンズだけ交換しましょうと・・・。

映画は終わってしまったけれど図書館からやっと回ってきた「ソロモンの偽証」読破!
テレビで放映するのを楽しみにしていよう。

46年目の同窓会

四年前の高校の還暦同窓会で再会。
高2で解散したバンドはそれから46年後に同じ会場で復活した。

c0132055_00013281toku

お友達のお身内が同窓会生で前売りチケットを買ってほしいとメールがきた。
「もちろんいいよ。」
わたしにとっても思い出の会場。

64歳は野球でたとえると8回表だそうだ。
わたしは7回表ぐらいかな。
これからは次の世代のために、そして自分の楽しみも謳歌できればいいなあ。


お友達へのお土産はリサ・ラーソン展の限定グッズ。
r

あん

早く着きすぎたかなあ。
まあいいかと映画館のカフェでキネマ旬報を手をとる。
待ち合わせのお友達からチケット買っといてとメールが入る。
あれよあれよとシニア世代で身動きが取れなくなる。
週末でもレディースデイでもないのに満員御礼。

原作の「あん」を借りたのは桜の頃。
映画はそれを見事にシンプルにしていた。
まさにある視点だ。
陽のあたる社会で生きたい。
その想いがきゅっと伝わってくる。
世間の片隅でひっそり生きた人のことを忘れてはいけない。
慣習と無知。
あえて意識するのではなく木や鳥や風のように受け止めれる人になりたい。

先月末に観た「百日紅
北斎の娘のお話。
杉浦日向子さんの絵も好きだけど映画では眉が太くきりっとしていた。
北斎画に似ているけれど女であることにもがいていたお栄さんの原画にも会えた小布施。

映画と本とアートと旅がつながっていくことが何よりの楽しみ。
シニア料金まであと三年。
平成の浮世を生きるのさ。

11295652_1612509605661261_8710284201521977071_n

まりりん

まーちゃん

月別アーカイブ
タグクラウド
記事検索
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ