いっぱいいっぱいでした。
能力以上のことを求められるとコップの水があふれるかのようにこぼれていきます。
いつもなら淡々と出来ることが指摘されるまで気づかない有様でした。
同僚が四日間の有給でお休み。
なんとかやりきった達成感よりも今は虚脱感。
こんな感情があるんだなあと新しい発見。
今日は欲張らずにただただのんびりします。
ふ~っと大きくため息をつきます。
それをされるのはずっといい気持ちがしませんでした。
でもそれを無意識にしているわたしにびっくりしました。
歳とともにそうせざる負えないんだということもわかってきました。
当人にとって大きくため息をつくことはけっして不快な感情ではなく誇示しているのでもなくそれが自然体なのだと。
(富士山に登るとき高山病にならないために腕を前に伸ばした状態で人差し指を立てて思いっきりろうそくの炎を消すように息をふ~とはく練習をするのだそうです。
そうすると新しい空気がたくさん肺に入ってくるそうです。)
やさしさとは知ることなのかも。
知識ではなく経験。
わたしには身の丈に合った脇役がちょうどいい。
追記
「五月雨の 降り残してや 光堂」
お土産のかりんとう饅頭で一服です。