つぶやきまりりん

群れない 慣れない 頼らない (堀文子)

2014年06月

とおしてくだしゃんせ

朝からカラスが鳴いている。
威嚇するかのように大げさに。
この時期のカラスは嫌いだ。
「そっととおしてくだしゃんせ。」
日傘で襲撃に備え頭を守る。
昨年とは違う木に巣をかけたのだろうか。
今年はマンション下の緑地ではなく東側の公園が危ない。
駐車場の車も糞が垂れている。
もうあきらめた。
電線にとげとげを巻いてもらったがあまり効果はないようだ。

さあ仕事に行ってきます。
(土曜日はつっくんの保育園の送りがないのでのんびりしています。)
やれるもんならやってみなと呪文を唱えながら通り過ぎるのだ。
先日女優さんがテレビで言っていた。
毎朝の呪文。
「1234、2234、3234、4234」
ずっと口角が上がっているそうだ。
5から上は口をとんがらせるからしわができるそうだ。
カラスにだってびくびくしているのを悟られるのは癪だ。





何者

自分のことは自分が一番わかっていない。
時に指摘されてドキッとする。
初めはぼっとしてそしてかちんとくる。
そして時間が経って冷静にすっと入ってくる。
社会に出るとはそういうことだ。

朝井リョウは自身が過ぎた時代を書く。
傍観者であり批評家である前に一生懸命その時を生き抜いてきたからこそ書けるのだと思う。
社会人となった朝井くんの普通の感覚が今後も楽しみだ。

就活がうまくいかない大学生。
仲間はどんどん決まっていく。
おめでとうと言いながら素直に喜べない。
心の中で思っているだけなら罪はないけれど今はそれを気軽に匿名でツィートすることができる。
負の感情は知らず知らず自身にはね返る。

就活は縁だと思っている。
こちらが望んだからといっても通るとは限らないし、実際入ってみたら自分とはどうしても合わないところだったりもする。
いくら好きな仕事でもある日突然必要ないと言われるかもかもしれない。
それでも卑屈になることはない。
何者だって居場所はきっと見つかる。

「短所は、カッコ悪いところです。」
「長所は、カッコ悪いということを、認めることができたところです。」
たぶん、落ちた。
だけど、落ちても、たぶん、大丈夫だ。(P286)

田村はまだか

小6の同窓会の三次会。
40歳の男女5人がスナック「チャオ!」のカウンターで孤高の小6だった田村を待つ。
「田村はまだか」が合言葉のようにそれぞれの今を当時を語る。
スナックのマスターの趣味は客の言葉を書き付けること。
上手いなあ。

OLの頃わたしはよく飲んだくれていた。
小汚いカウンターだけの居酒屋「きらく」。
当時でも建物もマスターも古かった。
そうだその時も男女5人だった。(男2人に女3人)
そして時々田村ではないけれど遅いなあとプラスアルファーを馬鹿話をしながら待つ。
誰も名言は残さなかったけれど。
そして「男子5000円、女子3000円。」と会計する。
割り勘ではないその女の子感がうれしかった。
今も会えばそれは変わらない。
もちろん食べて飲んでしゃべるのは女子の方だけど。

来週職場の女子会に初参加する。
生中をぱふぁーと飲み干す友達ができそうだ。

日本の夏だ

日本の夏がやってきた。
昨年は品切れでゲットできなかった蚊取り。
定番のぶたさんはベランダに二軍落ちかな。

tn

昨日はお友達の新居に行ってきた。
収納がたくさんあって彼女のお稽古場もあって素敵だった。
引越しから一ヶ月頑張ってかたづけたんだろうなと感心。

汚部屋ビフォーアフターなるコンテストがあったようでご褒美はルンバだったらしい。
一人暮らしから実家に帰ることになったけれど引越しするにも荷物を入れる部屋が汚部屋の匠の母により侵食されてしまっていたというブログ。
今でもぐうたらなのにわたしも匠になってしまう要素は十分ある。
ルンバが自由に動き回れるようにすっきりしたらご褒美にと妄想するところから始めよう。



色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

10ヶ月待ちに待った本が図書館から廻ってきた。
どうしても覚えられなかった題名が今やすらすら出てくる。

多崎(たざき)作(つくる)少年は名古屋市郊外の公立高校生だったときに5人の仲間と出会う。
(名古屋市郊外とは名古屋市内の文教地区を言うのかそれとも市外を言うのかどちらも限定しないのか。
名古屋人であり三人の子供たちを公立高校に通わせた母としてはリアルに想像できるのでそんなことにまでひっかかりながら読んでしまった。)
彼以外はそれぞれに苗字に色の字がついていて他の四人は色でつくるだけはそのままつくると呼ばれていた。
四人は地元の大学に進学したけれどつくるだけは大好きな駅の勉強したいと東京の大学に進学する。
大学二年の夏休みまでは頻繁に帰省し交流は続いていたけれどある日を境につくるは仲間から拒絶される。

なぜなのか、わからないまま三十代半ば。
事実はどうであれ歴史は消すことも、作りかえることもできない。
それでも少しづつ改ざんされていく。

拒絶されるのは悲しい。
身近であればあるほど信頼していればしているほど痛手は大きい。
きっと理由はある。
もしかしたら知らず知らずに相手を傷つけていたのかもしれない。
それでも立ち上がるためにあえて封印したところで時々チクリと心を刺す。
今更と思っても大切な思い出であればあるほどそれに向き合う時がいつかは訪れる。
そしてそれぞれの色に会いに行くのだがすでに一人はこの世にいない。

そしてそのきっかけを作ってくれた彼女と新たな関係を作れるかどうか。
やきもきさせながらも最後はやっぱり春樹流のつづく・・・。
落ち着き場所に辿り着いたとしても人との関係は変化していく。
むしろ変わらないほうが不自然だ。
進む方向もスピードも。

色を持たない生き方も悪くはない。
色がないからこそ変化にこだわりもない。
色のある人にわくわくできる。
巡礼にはまだ早い。

♪ラウンド・ミッドナイト
まりりん
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