2014年05月

また今度

また今度と言われてもなかなかまた今度にならないのは世間の常。
予定は未定だと思っている。

会いたかったら会えるときにすぐに会う。
「明日空いてる?」
「空いてるよ。」
そんなとんとん拍子が好き。
「近所まで来てるんだけど。」
「了解。」
そんなお気楽さが好き。
もちろん無理だったら無理と言う。
それでもかまわないと言ってくれるお友達に感謝している。


介護や孫のお守り。
予定が立てれない時期が続いていた。
もちろん今も微妙なことに変わりはない。
つっくんはゴールデンウィーク後のちょっぴりわかってきた切なさも克服して洟垂れ小僧で保育園に通っている。
母も巻き爪のワイヤー治療をしてから元気に出歩いている。
先日は思い立って一人で小豆島に行ってきたようだ。
父も階段を踏み外して心配したけれど病院で大丈夫とのお墨付きをいただきほっとした。
弟夫婦が転勤でこちらに帰ってきてちょくちょく実家に顔を出してくれるのでありがたい。
今はいっぱいいっぱいなのでちょっと甘えよう。

わたしにまた今度はない。
でもこんな生活も案外気に入っている。

え~19人

「きっちきち、きっちきち。」
独り言のおじさんとすれ違った。
駐車場の車のことを言っているらしい。
それもちょっと怒っているようだ。
もちろん笑いながらきっちきちを連呼されてもちょっと怖い。

最近わたしも思ったことが口に出てしまう。
西本願寺降誕会の能舞台の整理券欲しさに前泊した。
九時から配布するので八時半にテント前に並べば大丈夫と言われたけれどのんびりしていたらすでに行列ができていた。
三十番目ぐらいかなと思ったいたらなんと前にいた女将さん風の人が19人分引き換えると言う。
その人は悪気がなくお使いで頼まれたのかもしれないけれどちゃんと並んでいる身としてはなんだかなと思ったしまった。
せめて一人何枚までと決めない主催者がよくないのだけど「え~19人!」と声に出してしまった。
引き換えた券は「あー90番」。

それでも能舞台の正面よりちょっと右よりになんとか三人で座れたのだからまずまず。
それなりの志納金を収めているのだからと集団で割り込んでくるおばさんに、最前列で携帯電話で長話するおじさんに写真撮影はご遠慮くださいといわれても携帯カメラでガシャっと撮るおばさん。
年配の人のマナーの悪さに辟易したけれど国宝の飛雲閣でお茶もいただきいい時間だった。

やはり高尚な能では睡魔に時々襲われたけれど狂言(太刀奪)ではずっと声を出して笑っていた。
かわいく呆けたいな。
悪気のないずうずうしさをまあいいかと見過ごせれるような。

京都女三人旅。
さあ、また遊ぶために頑張るぞ~

夏のアラカンお嬢さん

素足の季節が近づくと欲しくなる。
昨年まで履いていたものは踵がコルクまで磨り減ってしまいベランダ履きにしたらぼろぼろ。
(雨に濡れたら陰干しが鉄則だそうだ。)
幅広の足にはビルケンよりこちらのシリーズの方が合っているとすすめられた。
復刻版なのもうれしい。
指の股も痛くなくていい感じ。
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こぴっと

土曜日から独り立ちなのでこぴっとがんばっています。
入力中ずっと見守ってくれていてok、okですぐ送ってしまうわたしに「キャンセルで戻って」と声をかけてくれます。
どこが違うんだろう。
番号は変更なし、量はあっている、日数もあっている、加算もとれている、コメントも大丈夫、品目も大丈夫。
伝言は「ノー × いいえ」それぞれルールがあります。
あ!いいえだ。
変更するとさっと席をはずします。
自分の仕事も抱えながら気にかけてくれるのは大変です。
集中しすぎると周りの状況や気配にさっと対応できないわたし。
以前の職場ではどちらかというと指導する立場で「忙しいときほどゆっくり周りも見てね。」と言っていました。
今はそれを自分に言い聞かせます。
新しいことを覚えるのは面白いけれど今はまだまだ足をひっぱっている状態。
わたしのミスでその後の処理が大変なことになります。
「本当にすいません。」
「最初はみんなそうだよ。カバーできなくてごめんね。」と。

パートなわたしは一段落すると先に帰ります。
「お先に失礼します。ありがとうございました。」


録画してある「喰う寝るふたり住むふたり」を観ようと思ったら突然の出勤依頼。
ちょっとうれしい「てっ!」。

そこのみにて光輝く

家庭を守ろうとするから壊れてしまう。
言い訳のように思うけれどぐさっときた。
家族ってそんなに重いのだろうか。

そこのみにて光輝くを観てきた。
姉と弟、そして弟の友達であり姉の恋人である三人の関係が純粋すぎて切ない。
耐え忍んだものが決壊していく・・・。
しばらくはこの物語に絡められそうだ。


映画の前に高橋コレクション展を見た。
現美はとにかく面白い。
よりすぐりが勢ぞろいだ。

アートの中にわたしがいる。
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追記

この映画を観なければ原作を読むことはなかった。
不遇の作家、佐藤泰志。
映画と原作がこんなにもしっくりくることは珍しい。
原作の力、スタッフの力、そして役者の力。
どれもが活き活きとしている。
彼が遺したものを読み継ごう。
まりりん

まーちゃん

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