つぶやきまりりん

「何とかなる。それはやることをちゃんとやってる人のセリフ。」ミイ

2013年04月

いってらっしゃい

「いってらっしゃい。気をつけてね。」
三人の子供たちにももちろん赴任先に戻ってしまう家人にもそう言い続けてきた。
そして最近の出勤時間の差は五分。
その五分差があるから言えるんだと思ったら悪くないじゃんと気がついた。
反対はどうも落ち着かない。

企業戦士だった時は絶対に喧嘩しないと決めていた。
いってらっしゃいと送り出してもその日に帰ってはこない。
一週間先になるか一ヶ月後か帰宅前日の連絡があればいい方だった。
船乗りの妻かとも思ったけれどそうか自衛官の妻もなんだとテレビを見ながら思った。

最近やっと言い合いができるようになったのは毎日帰ってくるから。
それでも嫌な気分になるだけならもうやめようかと諦めかけていた。
世の中には肯定する思考の人と否定する思考の人がいるらしいのだ。
「そうなんだ。」ではなく「それはおかしい。」と言われてもすべてを否定しているわけではない。
その証拠に少しづつわたし路線に傾いている。

とびきりの笑顔はひきつるから無理だけどこれからも言おう。
「いってらっしゃい。」と。
そして先に帰ってきている家人の言おう。
「お疲れ様。」と。

イクメン

最近イクメンという言葉を聞く。
時代は変わった。

三十年前は結婚したら専業主婦になることが当たり前で子育てはすべて母親の仕事だった。
生活費はすべて頼っていたから稼ぐことこそが夫の子育ての協力だった。
能天気な子育てが大好きだったからむしろ無関心でいてくれることがありがたかったし感謝でいっぱいだった。

今は共稼ぎの時代。
二人目の育児になってやっと婿さんも父性に目覚めたようだ。
朝五時に出勤して九時ごろ帰ってきてもずっと抱っこをしているしお風呂も一緒に入るから待っててくれとメールが届くようだ。
出かければ荷物は全部持ってくれるし休みの日はかーくんの運動に付きっきりだ。
それを苦にするどころか四六時中こなす母親ってすごいなあともらすそうだ。
三十歳だからそうなったのか娘に言わせればこの十年の夫育てだよと言う。

定年後の夫婦になって二年半。
それなりのリズムがとれてきた。
それぞれ自由にお出かけするようになった。
食べさせてもらえるのだから家事だけはバタバタしながらも頑張っている。
時々俺の家だ俺の車だとちっぽけな虚勢を張るけれど意固地になるだけだから聞き流す術もつかんだ。
堪忍袋の緒が切れる時は離婚覚悟で切れなくちゃいけないのだということもわかった。
長年働いてきてくれたのだからオレメンで楽しんでくれることが一番。
健康でいればそれだけで十分だと思えるようになってきたわたしって偉い。

連休は映画に長過ぎて覚えられない春樹の新作も気になる。

猫弁

猫弁の百瀬太郎が帰ってきた。

幼い頃に別れた百瀬先生のお母さんが教えてくれた言葉。
「万事休すの時は上を向くのよ。
前頭葉に隙間ができていい考えが浮かぶから。」

生きていればどうしようもない時がある。
百瀬先生のようにいい考えが浮かぶことはないけれど涙をこらえることは出来る。

まあいいさ。
何とかなるさ。
ここまで来たんだから大丈夫。
経験をすればそれだけ強く優しくなれる。

泣いて泣いて眠って息をして

今日は長野マラソン
五十代の弟が参加する。
春の雪と寒さが心配だけど本人は走ることを楽しんでいるのだからいらぬお世話だ。

つっくんはたそがれ泣きの毎日。
首がすわっておんぶができるまでは家事も大変。
きっと周囲がせわしくなるのを全身で感じるのだろう。
かーくんも分数の掛け算割り算足し算引き算に通分やら約分やら小数点やらごちゃごちゃした計算に大粒の涙。
エルゴベビーにしっかり包みと安心するつっくんを抱きながらかーくんの勉強をみる。
そのあたりまでならまだわたしでも大丈夫。
三人の子供の時はばかだのちょんだのを言っていたような。
かーくんともなるとすごいすごいとおだてて褒めまくっている。

泣いて笑って眠って息をして。
そして走って未来を託す。


追記

Finsh 04:13:43 自己新

優勝は市民ランナーの星、川内選手。
人事異動がある時期だったのでボストンマラソンの招待を辞退していたようだ。
いつかボストンで追悼マラソンをしたいと会見で述べていた。
弟もボストンマラソンを悼んで走っていたに違いない。

ホーリーモーターズ

仕事帰りのせいなのか映画そのもののせいなのか時々睡魔に襲われていた。
白いリムジンの中で変装して何役もこなす男。
サイレントありCGありホラーありミュージカルありアクションに恋愛に家族に動物まで登場する。
まるで映画史。
何でゴジラのテーマなんだとウケていたら最後に何台もの白いリムジンがホーリーモーターズのネオンが切れかかった車庫に帰っていく。
そろそろお払い箱かとヒソヒソ話。
大きなカメラさえもデジタルの小さな物に代わってしまったのだから。

変わることは悪くない。
便利だし手軽だし鮮明だし。
でもその鮮明さがのっぺらぼうに見えてしまうということか・・・。

わたしのこだわりは映画館に行くこと。
映画館を出てバス停に向かったら目の前を通り過ぎて行った。
もし信号が青だったらと思うけれど人生ってそんなものだ。
ミスドでカフェオーレのおかわりをしながら映画の余韻に浸り次のバスを待っていた。


まりりん
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