つぶやきまりりん

「何とかなる。それはやることをちゃんとやってる人のセリフ。」ミイ

2011年09月

毛深き人たち

お気に入りのハンモックに登りたくて足をあげて試みる。
途中で力尽き落下。
それを何度か繰り返して永眠する。

毛深き人たちは最後まで立ち上がろうとする。
生きるってそういうことかも。
死という観念を毛深き人たちはどう思っているのだろう。
じっと同じ場所で佇む姿はまるで瞑想。
水が飲みたければ自分で汲んで口に運ぶ。

生にも死にも貪欲であえて苦しんでいるつるっとした人たち。
歳をとれば衰えていく。
それは当然のこと。
お金だけが信じれるものって哀しいなあ。

小さき人は喜びをいっぱいに動き回る。
そこに生を感じる。

言葉は時として毒を吐く。
寡黙な毛深き人たちの思慮を見習いたい。
お散歩がてら会いに行ってこよう。



ほんのたまにだけど文藝春秋を買うことがある。
賞をとった作品に興味があるのとその選考が面白い。
だからその表紙の絵は無意識に見てきたのに誰が描いてるんだろうって気にもとめてなかった。
平松礼二さんだったのか。
わたしの中で繋がったことがうれしい。

人生、ここにあり!

とってもすてきな映画です。
心の病のお薬は行動が緩慢になる。
感情のコントロールでやる気もなくなる。

患者ではなく組合員。
強制ではなく自分の意志で。
施しではなく労働で自立を目指す。
原題はやればできるさ。
イタリアの陽気な笑いと深い悲しみが絡み合う。

ちょっと前ツリー・オブ・ライフという映画を観た。
父と息子の物語。
父は家庭の支配者であろうとする。
自分の叶えられなかった夢を息子達に託そうと強くなれと育て反発は許さない。
扶養されている妻は仲良く優しくと願うが支配者の前では言いなりになるしかない。

ビッグバンがあり宇宙が誕生し地球が出来き、命が生まれる。
そんな気の遠くなる時間のほんの一瞬に今がある。
だからこそ今をここを大切にしたいのだ。
折り合いがつかなければ知恵を働かせるしかない。
支配する方にも言い分があるけれど相手の気持ちも大切だということに大概は気がつかない。

人生、ここにあり!そう謳歌したいから労働することから始めよう。
出来ないことをする必要は無い。
きっと必要とされることが見つかるはずだ。




ジュージュー

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真夜中にばななさんのジュージューを読んでいたら枕元からシューシューと聞こえてきた。
空耳?
耳を澄ますと確かに聞こえる。
昨夜もそうだった。
もちろん枕の下には何もいない。
まるでそこにも本をめくっているような誰かがいるかのように。

最近のわたしはますます本に逃避している。
本の世界はどうしよもないことも受け入れ抗わず優しい。
だから心地いいのだ。

次女は学生の頃スパゲティー屋さんでバイトをしていた。
いつも帰ってくると髪に付いた油の匂いがした。
それは働いてきた匂い
きっとわたしにも自分では気がつかないそんな匂いがあるのかもしれない。
お風呂に入って洗濯をすればその匂いはなくなる。
お休みには近所を歩いたり街に出たりして身体の中の匂いを中和させる。

代休の今日はずっと見たいなあと思っていた中川一政の絵を見に行こう。
海のそばにある美術館に行きたかったけれどちょっと不便で遠い。
あきらめかけていたら向こうからやってきた。
じっと思っていれば叶うことがよくある。
それは何年か後かもわからないけれどそんな偶然がいいなあと思う。

欲張っちゃいけない。
逃げてもいけない。
言い訳をしてもいけない。
あきらめてもいけない。
芯のように想っていれば不思議なことにちゃんと流れがあって形は変わってもいい具合に落ち着くものだ。

世の中って思いどうりに進んでいる時ではなくちょっと弱っている時にいろんなことが見えてくる。
心細い時に感じたことはなぜか心に染み入る。
そんなときわたしは何かに守られていると思う。
信仰心のないわたしはその何かがまだ見えないけれど。

常に正直で微笑んでいようと思っている。
中にはすごいコトバを投げかける人がいる。
もちろん間違ってはいないけれど人が傷つくことを喜びとしているような。
そんなコトバは時として堪える。
堪えるからこそ丁寧にうなずく。
そして傷ついていないふりをする。
ただそんなふりを重ねすぎると身体に変調をきたす。
そんなことも面白いなあとちょっと自虐的に思ったりもする。
でも平気になってしまうのもいやだなあ。

♪どうにかなんとかなるだろう
♪いつかはどうにかなるだろう
♪あなたはどうにもならない
♪わたしをどうにかしてくれ
♪どうにかなんとかなるだろう

ばななさんの主人公はこう歌う。
ちょっと毒のある意地っ張りなそんなばななさんがどうしようもなくわたしは好きなんだなあ。

よしもとばなな 著

テンペスト

ネーオンと真鶴の二人を生きる。
どちらもひたむきに。

沖縄は美しい。
その国を踏みにじりその国に押し付けてきたのが日本。
それぞれの歴史があり今がある。

孤立ではなく中立、それが独立・・・。
原作を読んでみたくなった。

わたしの生活が変わった。
生活を任され子供を産み育ててこれたことを幸せだったなあと。
これからはただただあっけらかんとと思っている。

テンペストは嵐。
平成最悪の嵐は去ったけれどその爪跡が痛々しい。
なんて年なんだろう。
いいことは長く続かないように悪いことも続かない。
夏が過ぎ去り秋がくるように。

まりりん
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