2011年01月

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん

本当のことは嘘にすることはできない。
嘘のことが本当になったらそれを奇跡と呼ぶ。

受け入れたくない本当のことを抱え壊れたまーちゃん。
本当のことから逃げたくないから嘘をつくみーくん。
みーくんとまーちゃんの関係は恋人未満夫婦以上。

過去の猟奇的な殺人事件が現在の通り魔事件につながっていく。

わたしも壊れかけたまーちゃんだ。
それまでの自分を壊すことで気持ちを切り替えた。
変われるのは自分だけなのだから。
でも時々つぶやいてみる。
「嘘だけど。」と。

築いてきたものからいつかは卒業しなくてはいけない。
それは早いか遅いかだけなのかも。

みーくんはまーちゃんだけのたった一人のヒーロー。

日曜日の映画館にわたしは場違いなおばさんだった。
女子中高生やちょっとおたくな男の子でいっぱい。
でも彼らが求めているものとわたしがきゅんきゅんとするぐらい切なく感じた感情はきっと一緒。

原作は知らないけれど瀬川監督の作品はとても新鮮だった。
ただポップでかわいいだけではなくただ怖いだけではないとても深い部分に触れることができた。

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん

恋する日本語

のんびりした週末、朝からてっぱんをみて涙涙です。
めちゃくちゃな距離感。
恋はステキなのに悩むのはいつも女。
でもどうしたいかに正直に向き合えばなんとか繋がっていくもの。

せっかくゆっくり眠れるのにいつものように目が覚めたので録画しておいた恋する日本語も。
とにかく言葉がかっこいい。
やっぱり万葉集をひも解かなくてはといつも年の初めには思うこのごろ。

【喃喃】 小声で楽しそうに語り合うさま
【気宇】 心のひろさ
【玉響】 ほんの少しの間
【相生】 夫婦が一緒に長生きすること

先週見逃したのがくやしい。
原作をさがしてみよっと。

最近のお気に入りのドラマはフェイク~京都美術事件簿

今夜は決戦。
頑張れ日本!

しあわせの雨傘

日々タイムカードを押したような規則正しい生活。
寄り道も途中下車もない。
そうなると休みの日は風穴を開けたくなる。
わたしにはそれが映画。

オゾン作品が好き。
カトリーヌドヌーブがジャージ姿で口答えをしない飾り壷のような社長婦人を演じている。
家庭円満の秘訣は愛人がいても見て見ぬふりをすること。
人もリスも同じだと期待することも責めることもしない。
それでも必要とされる事態になれば誰よりもしなやかにたくましく変貌することができる。
それが主婦力というものだ。
意味深に人生は巡る。

しあわせの雨傘

きょうの雪

雪が木々に
家々の屋根に
積もった。
しーんとした雪景色。

今日の雪なのに
明日の朝のことを心配する。
駅まで歩くことを思う。
長靴かな。
昨年新調したブーツはもったいない。

センター試験の受験生のことを思う。
どうしてこの時期にやるんだろう。
通りかかった人が送り届けた善意のニュースも聞くけれど
あきらめたニュースもあるに違いない。

今日の雪だけを楽しめないのが
もったいない。
きっと今夜は降り続く。

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宇多田ヒカル

黄色いソファーに座り低い天井の部屋で歌う。
十五歳の女の子の映像は衝撃だった。
結婚発表も衝撃的。
そして人間活動宣言も。

作詞作曲監督はもちろん彼女。
ただそこにはたくさんの人の手が入る。
それをすべて自分でやってみないとそこに感謝の気持ちが持てないと今の彼女は思っている。
何よりも学びたいと・・・。

前に進むことよりもちょっと立ち止まって眺めてみたら道端に咲く小さな花にもほっとできる。
待ってるよ。

YOUTUBE映像


昨夜は平成の歌姫。
今夜は戦国のお姫様。
次の世代に想いを馳せることも浪漫だ。

まりりん

まーちゃん

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