つぶやきまりりん

群れない 慣れない 頼らない (堀文子)

2010年09月

もうひとつの悪人

悪人は朝日新聞の夕刊で連載されていたそうだ。
そこには束芋ちゃんの挿絵がある。
グロテスクな絵やフレーズを眺めていると映像やストーリーが蘇る。

道徳やモラルではなく大切な人がいるかどうかだけを問うている。

人を殺めることは許されない。
それと同じぐらい大切な人を無言で想い続けている傷ついた人を追い回すマスコミやそれをしったかぶりに噂話の種にする一視聴者であるわたしの心を揺さぶる。

人はどんな事件も他人事のように忘れていく。
ただ自分の身に振りかぶり傷ついたことだけはかさぶたのように時々痛みを感じるとわかっていてもめくらずにはいられない。
そして少しでも忘れるためには自分を肯定し無理せずに流れに身を任せるしかない。

束芋ちゃんの物語絵巻にはエロチックでとんがったやさしさがある。

起承転結の起と結しか他人にはわからないから短絡的にみえても言葉では説明できない承と転だけが繰りかえし訪れる。
そしてやさしい隣人はそっと言葉を投げかける。
「しっかりせんといかんよ。」

「・・・でもさ、どっちも被害者にはなれんたい。」
その心の闇が晴れることがあればと願わずにはいられない。


息子からお米とクイックルワイパーのシートを送ってほしいとメールが届いた。
母は悪人の文庫を宅急便の箱の中に入れた。
そして姉たちはじゃあこれも入れてとお菓子やボディーシャンプーを買ってきた。
遠く離れていてもそれぞれ楽しく頑張っているのがさりげなく伝わればいい。

黒の舟唄

♪ ロ~アンドロ~

結婚式で新郎の父としてこの歌を贈ったと雲の上のような上司が話をしてくれた。
歌ってくださいとお願いすると長谷川きよしの歌を口ずさんだ。

懇親会では新入職員らしく初々しく?挨拶をしておとなしく飲んでいたけれど(その時点で新入職員らしくない・・・)本当はちょっと自慢したかった。
三十年前、東京のライブハウスで聞いたことを。

やっとこの歌の意味がわかる年頃になったとなんだかしみじみとした夜だった。

「若いだけがいいんじゃないぞ。」
「そうですよね。」


シルバーウィークは二年ぶりに学生時代の仲間と一泊温泉旅行に出かけた。
昨年は義父の介護をしているわたしに遠慮して流れてしまっていたからほっとした。

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可笑しくて泣いて笑って不幸話に延々と花が咲く。
でもその経験した大変な日々こそが自慢なのだ。

「なんとかみんな夫婦でいるんだし、子供達も成人したし、嫁としても頑張ったよねわたしたち。」

本当のお年頃は今なのかもしれない。

スペクトラナゴヤ

天使の梯子・・・。
これは天空のエレベーター。

夕闇迫る名古屋城をバックに巨大な光の柱が出現した。
その中に入り空をおそるおそる見上げる。
(耳鼻科の先生にはめまいが起きやすいので外では気をつけるようにと言われているけど躊躇するのはもったいない。)

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どこまでこの光はみえるんだろうと思っていたのに帰宅途中すっかり見るのを忘れた。

あいちトリエンナーレは10月いっぱい。
面白いものを見つけに街に出てみよう。


♪ 枯葉

突然の秋

稲妻が鳴り響いたら突然に秋が来た。
素足に半袖が寒々しい。

昨夜はおでんをことこと煮た。
大根が美味しい。
鍋の季節だ。

明け方に足がつった。
今日からタイツを履いて出勤しよう。
ブーツはいくらなんでもまだ早いかな。


秋の夜長、「ゆずれない夜」を見た。
テーマはオレの男の中の男。
バーのカウンター。
高橋克実は松田優作を、劇団一人は寅さんを熱く語る。
マスターは松尾すずき。

ゆずれないこだわりを持っていることが男なのかな。
めんどくさいといえばめんどくさい。

わたしはわくわくさせてもらえて心が震える作品に出会いに行くことかな。
それは小説だったり映画だったりアートだったり。
心情が伝わってくるかどうかが大事。

今は「悪人」が心を占めている。
映画を観て原作を読んでいる。
原作と脚本が相まってますます離れられない。

テールランプ、イカの目玉、スカーフ。
その映像がピンポイントのように突き刺さる。
そしてわたしの中にある悪人が暴かれる。

案外わたしも移り気なめんどくさい女なのかも。

もののけ姫

県外で暮らしていた次女が三年ぶりに戻ってきた。
そして今は屋久島を満喫している。

お金が無くなったらまた働き出すから大丈夫とお気楽な次女。
小さい頃からありのままで、でも行動力だけはある。

縛られるのも揉め事も、もちろん努力も嫌い。
めんどくしゃいのだ。
母に似たんだからしょうがない。

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ゲゲゲの女房の長女と次女のようだ。
ゲーテの言葉を貼り付けておこう。

意志の力で成功しない時には
好機の到来を待つほかない


♪ I LOVE ×××

まりりん
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