パートの初お給料をいただいた。
10日締めの月末払いで実質働いたのは連休もあったので七日間。
でも一年ぶりに「ご苦労様でした。」と明細書を手渡されてすごくうれしかった。
少しずつ教えていただいたことの理屈が繋がってきた。
手際は悪いけれど謙虚に慎重にと心の中でいつも思っている。
まずは本を買った。
図書館で順番を待ったり返却日を気にしなくていい。
お風呂で鼻歌を歌えるようにCDを買った。
半身浴のお供だ。
毎日ペットボトルに水を入れ替えて持っていっているので水筒も買った。
ずっと緊張していたのかやっと遅刻する夢をみなくなった。
目覚ましが鳴る五分前までぐっすり眠れるようになってきた。
職場ではずっと敬語で謝ってばかり。
そんなわたしに娘世代の女の子がドジをするたびに隣の部署から「まりちゃん大丈夫か~。」と声をかけてくれる。
わたしも「どじったのわかっちゃった?」と唯一のタメぐち。
もちろん仕事は厳しくあるべきだけど更年期のせいもあってか汗だくで張り詰めていた緊張がふっとほぐれる。
「わたしの保護者のようにさりげなく気を使ってくれていてありがたいです。」
そう答えるわたしに
「ほらね。」と彼女。
風街のDNAは時代を超えて素直で爽やかな若者に歌い継がれる。
そしてわたしも支えられている。
♪ 赤いスイートピー
2010年05月
正子の字に惚れた。
なんてかわいくて読みやすいんだろう。
次郎の遺言に惚れた。
なんてシンプルなんだろう。
正子のような生活は縁遠い。
次郎のような生き方は理想だ。
やっぱり武相荘に行きたい。
その場所に行かなくてはわからないことがきっとある。
テレビの影響もあるのか会場は七十代八十代の人たちで盛況だった。
その時代を生き抜いた人たちが見つめる次郎と正子は特別なものだ。
吉田茂の巻紙の前で立ち止まった。
今も沖縄の人を苦しめている爆音の下での共存共栄。
アメリカとの約束がここから始まった。
その上でわたし達の平和がある。
それでもなんとか人は生きていく。
それでも道があれば歩いていく。
♪ let it be me
仕事帰りのレディースデイの映画。
癖になりそうです。
いろんなことに想いを巡らす。
年をとって身体が不自由になって一人で暮らすことが出来なくなったら。
兄姉弟の家に居候になろうと訪ね歩く身勝手な老人と孫娘の春との旅。
兄弟だからこそ世話になってはいけないし、最後まで責任を持てる自信がないから兄弟と言えどもお世話はできない。
人はまず自分のことを考える。
自分を考えることは一人で生きていく覚悟を持つことかな。
思い通りに生きていくには妥協しながら辻褄を合わせる知恵も必要。
介護も医療もお金がかかる。
それが現実。
長引けば愛情や良心だけでは行き詰る。
正論だけを言うのは簡単だ。
映画のように簡単には逝けないのだから。
小林監督は人の浅はかさと人のやさしさを淡々と見せるのが上手いなあ。
それでも歩くことは何かを吹っ切りきっと希望をもたらせてくれると・・・。
老後を考えてしまう歳になったまりりんです。
♪ 時には母のない子のように
ずっと会いたかった友達がいた。
OLをしていた頃アフターファイブはただ飲み歩いていたわけではない。
お稽古事の大好きなわたしはアリアンス・フランセーズに通っていた。
そこで出会ったお友達は夢を叶えてフランスに渡り、わたしは新婚旅行にタヒチに行きたい夢を持っていたけれど実現しなかった。
ピーターラビットのカップに注がれたロイヤルミルクティー。
毛糸やボタンにこだわった編み物。
彼女のセンスはわたしの憧れだった。
そのお友達がわたしの目の前に三十年ぶりに現れた。
縁って不思議だ。
この仕事に就かなければ会うことはなかったのだから。
わたしは男運はともかくとして女縁だけは恵まれている。
自慢してもいい。
折り目折り目で事を起せばステキな友達に出会う。
そして縁がなくなったと思っていてもこうして偶然が引き寄せてくれるのだから。
仕事中だったのでそっと電話番号を渡して別れた。
(仕事中じゃなかったらうれしくて抱きついちゃったかも。)
恋の予感ではないけれどワクワクしている。
この三十年間の彼女の話が聴きたい。
♪ Rock And Roll Lullaby
昨日はパパとママはお仕事。
ママの作ったお弁当を持ってかーくんとデートしておりました。
牛さんのおっぱいを見て
「見て!でっかいよ。」
「まーちゃんより?」と聞いたら鼻であしらわれちゃいました。
宮崎で猛威を振るっているウィルスはどこからやってきたのでしょう。
感染した牛に罪はないのに。
口蹄疫って口とひずめに水ぶくれができるらしい。
熱とよだれが出て糞や息からも風にのってもウィルスが広がりそれが九週間生きるらしいから大変なのだ。(週刊こどもニュースより)
ここの牛さんで出来たジェラードソフトが大のお気に入り。
いつの間にやらナンパされていました・・・。
八事五寸人参のお花畑です。
図書館にも立ち寄りました。
予約して半年待ってせっかく順番がきたのに読まない(睡魔で読めない)間に返却日。
しょうがない。
文庫本になるのを待つことにします。
♪ 旅をしませんか
まーちゃん