つぶやきまりりん

群れない 慣れない 頼らない (堀文子)

2010年01月

(500)日のサマー

ぎゅ~っと切なかった。
アメリが大好きな人に観てほしい。

恋は永遠ではない。
だからサマーは恋人ではなく友だちにこだわる。
友だちは永遠でいられるし傷つくことはないから。

どうして卒業を観てサマーが号泣したのかトムはわかっていない。
そこなのに。
左手の薬指の指輪を見て怖気づいてしまうトム。
そこなのに。

学生の頃、恋は恋、結婚は結婚。
ちゃんとみんなわきまえていた。(わたし以外は・・・)
二番目に好きな人と結婚すると幸せになれるなんてジンクスもあった。
そうサマーのように。

とことん失恋したトムはまた歩き出している。
中途半端が引きずるのかな。

恋に正解はないってことか。
運命なのか偶然なのか。
惚れた方が負けなのです。

とっても可愛い映画です。
音楽もいい感じ。



youtubeの貼り付けが楽しみとメールをもらった。
うれしい。

こんな風に過ぎて行くのなら

淺川マキさんが逝った。
そして今わたしは彼女の本を手にしている。
きっと以前から図書館のその棚にあったのだろうけれど気付いていなかった。
こんなタイトルを遺していたんだ。

アンダー・グラウンド。
彼女を連想するとそのキーワードが思い浮かぶ。
自分のためだけに生きていける歳になったらその世界をのぞいてみてもいいかなと漠然と思っていた。

彼女は日本海側の暗い空の下で育ち、そして華やかな都会に出ても夜な夜な暗い地下劇場でブルースを歌っていた。

「エヴァの匂い」という映画があるそうだ。
娼婦が男に聞かれる。
「何が好き?」
「お金。」
「何が嫌い?男を除いてね。」
・・・・長い間合いのあと
「老女。」

そう本は締めくくられている。
黒いドレスを着て時代に飲み込まれることなく歌い手のままで逝ったんだ。

じゃあ

ラジオを聞いているとCMがいい。
小さなドラマは最後までなんのCMかはわからない。
でもいかしているとインパクトがある。

五年前に別れた恋人。
最後の言葉は「じゃあ。」
理由は語られない。
どちらかの心変わりなのだろう。

ある日街角で再会する。
五年の月日はわだかまりを溶かしていた。
「よかったら飲まないか。」
「ええ。」
・・・・
「今夜は僕が出すよ。じゃあ。」
「じゃあ、今度はわたしが。」

じゃあは明日に続く言葉。
そこで信販会社の名前。
じゃあにもちゃんとかかっている。
上手いな。

聞いた事のなかった昔の音楽にわくわくする。
リスナーのマニアックなリクエストに応えるDJの薀蓄に惹きこまれる。
そして小さなドラマにも。



ヘロン(青鷺)が鳴くと雨が降る言い伝えがあるそうだ。

やさしい日本

ふとタイガーウッズを思った。
何社ともCM契約を交わし品行方正なはずだった。
そのギャップに一番苦しんでいたのはもしかしたら彼なのか。
そしてマスコミもここぞとばかりに書き立てた。
もっとたくさんの大事なニュースがあったにもかかわらず紙面は9・11以上の扱いだったそうだ。
昨今の集中的なバッシング報道にはなにか意図があり大切なものを隠しているような情報操作を感じてしまう。

マイケルジャクソンも亡くなってからこぞってマスコミは英雄視。
でも映画を観て感動したんだからマスコミに違和感を感じつつも乗っかって自分の目で確かめてみる好奇心も時には悪くはなかった。

どんなに理屈を述べようと正義感を振りかざそうと人は誰でも強かでずるくて自分がかわいい。
見栄を張らず媚を売らず不幸を安売りせずありのままに生きていけたらそれが幸せなんだろうと最近思える。
引っ剥がされたあとに残るのは事実だけなのだから。


ドイツからOLの頃の友だちが帰省してきたので焼き鳥やで久しぶりに飲んだ。
(今年に入って家で一人では飲まない日々を継続中。)

「日本語はいいね。
やさしく美しい文化は芸術だよ。」
そう彼女が言った。

英語もドイツ語もストレート。
結論を先に言う。
相手を気遣い、空気を読むことはない。
日本人はそんな美徳に気付いていない。

質と機能と価格もやさしい日本の製品。
家族のお土産にたくさん買って帰るそうだ。

そして海外においては日本の首相がころころと変わり政党も代わり一貫性がないことに信用をなくしていることを危惧していた。


ワカラナイ

スクリーンには何も映らない。
いとうたかおのBOYが流れる。

地下街を歩くと今どこにいるのかわからなくなる。
地上に出てみる。
太陽の光がまぶしい。
目が慣れるまで立ち止まり行くべき方向に歩き出す。

この映画はBOYがあったからこその物語。


母子家庭の高校生。
母親が病気になってしまえば収入は絶たれる。
社会と接点がないわけではない。
現状を知っているのに病院も高校も誰も知恵を教えないのが不思議だった。
(母子家庭なら医療費はいらないし、公立高校なら授業料は免除だ。
電気も水道も止められるほどなら生活保護を申請することも出来るかもしれない。)
揺さぶられながらもわたしは現実的だ。


少年を誰も責めることはできない。
愚痴をこぼすこともなく精一杯生きているのだ。
ワカラナイことをワカラナイと言えない貧困が哀しかった。
白昼夢の中でしか抱きしめてもらえない孤独が哀しかった。

それぞれに事情がある。
頼る人には頼る人の。
頼られる人にも頼られる人の・・・。


まりりん
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