つぶやきまりりん

「何とかなる。それはやることをちゃんとやってる人のセリフ。」ミイ

涸沢カール山バール

ただいま。
感謝と達成感と筋肉痛でいっぱいです。

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(下山前の写真 左からわたし、お友達、涸沢小屋)

「まーちゃん、おでんとビールがまってるよ。」
山小屋が見えてきたときずっと見守ってくれた師匠がわたしの後ろでそう励ましてくれました。
「はい!」と返事だけで足が上がらない。
お友達は「後ろからきます。」と山側に避けるように一番後ろから声をかけてくれます。
息も切れ切れで時間をかけてなんとかたどり着きました。
自分のことだけで精一杯なわたしにいつか二人のような心遣いができるだろうか。
そうありたいしそうなりたいと思いました。

初めての山小屋は小さなお布団が十枚部屋いっぱいにぎっしり敷き詰めてありました。
寝返りをうてば隣の人に当たってしまうと気にしてたらお友達の布団で半分寝ていました。
向かい側の人の足が何度か当たってしまったけれど男の人たちはどうしてるんだろう。
着たきり雀でもお山のトイレもなんとかなるんですね。
そしてご一緒になった人たちとお山の話で盛り上がりました。

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(左からわたし、お友達、師匠。師匠のリュックでかい)

師匠はそんな山小屋が苦手で自炊でテントをしょって登ります。
その男前にほれぼれとします。
(みんな師匠が31才になったばかりのかわいい女の子だと知るとびっくりします。)
早朝テントまでお散歩すると師匠がドリップ珈琲を入れてくれました。
同室の方が「師匠さんですね。」と通り過ぎていきます。
残念ながら星空もモルゲンロートも見ることができませんでした。
リベンジしてねということかもしれません。


老若男女ベテランから初心者まで受け入れてくれる涸沢って不思議な場所です。
涸沢はピークを踏んでないので登山ではないそうです。

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早朝前泊の高山駅前のカントリーホテルまで迎えに来てもらいあかんだな駐車場から朝一番のバスで上高地へ。
師匠は大正池で降りて徳澤で合流してソフトクリームを食べて涸沢カールを目指しました。
翌朝下山で徳澤で野沢菜炒飯を食べて上高地4時のバスまでにもどってこれました。
(お友達と師匠は上高地帝国ホテルのチョコを買いにリュックを降ろして競歩)
ひらゆの森で汗を流して温泉卵を食べて名古屋と言えば味仙に立ち寄り自宅まで送ってもらいました。
お山が好きになってもらいたいお山を楽しんでもらいたいとの思いだけでここまでしてくれる師匠なんです。
四月の初登頂の金華山、五月の藤原岳、そして九月の涸沢。
三時間目を無事終えることが出来ました。
登りは亀のようで下りは膝がぷるぷると生まれたての小鹿のようでどの時間もへろへろでしたがプレ還暦なりに成長してそうです。

へろへろを繰り返して強くなる! by師匠

山歩(さんぽ)

いよいよです。
この半年の願いが叶います。
(あちらこちらで言いすぎてとっくに行って来たと思われています。)

先日、師匠から手書きの涸沢ツアーのしおりが送られてきました。
そのしおりを読みながら胸が熱くなり涙がつーと流れた弟子たちです。
あれこれ持っていこうとする弟子たちに背負って7時間くらい歩けますかと。
ちゃんと前泊して体調を整えてと何よりも安全登山を願ってくれています。

お山を始めてシンプルになりました。
汗っかきになりお化粧をやめました。
汗で目が痛くなることを知りました。
お山の上では空っぽになれます。
しんどいのが楽しいんだとわかってきました。
しりもちついても笑って立ち上がり山歩してきます。

師匠からいただいたお土産の手ぬぐいをお供に頑張ってきます。
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悪声

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なにかは廃寺のコケの上にそっと置かれた赤子だった。
なにかがええ声で泣くと時空を超えて白いスリッパを履いた女が舞い降りる。
左の乳を含ませると満足して眠りに着く。

なにかはええ声の少年になりその歌声には景色がみえるようだ。
でもある日「目立とうとすんな」と言われてしまう。
才能はそんな簡単な一声で縮んでしまうのだ。

奇縁という言葉が出てきた。
奇跡なのか奇妙なのか奇遇なのか妙にその言葉が気になった。
血縁が縦の関係だとすれば奇縁は横の関係であり斜めの関係でもありそうだ。
奇縁は時空を超えて生き物も越えて惹かれあう。

飛び降りてみないとなにもはじまらない。
そこで事尽きるのかそこからまた風景が聞こえてくるのか。

「いわし雲」という名前の犬が出てくる。
いい名前だなあ。

遠足は玄関で靴を脱ぐまでがえんそく。
いしいしんじの小説がまだ駆け巡っている。
まりりん
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