つぶやきまりりん

「何とかなる。それはやることをちゃんとやってる人のセリフ。」ミイ

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book723
「この世界にアイは存在しません」
アイはアメリカ人の父と日本人の母の養女。
シリアで生まれたという。
いつからか人災や天災で亡くなった人の数をノートに書き続けてきた。
たまたま養女になったけれどもしかしたらそちら側の人間だったかもしれない。
この世界に存在しなかったかもしれないと思い続けてきた。

血の繋がりで生きてきたわたし。
祖父母がいて両親がいて兄弟がいて子供がいて孫がいる。
そのファミリーツリーの中で守られてきた。
でもそれはたまたまの出会いの連続でもある。

アイの気持ちがひりひりと伝わってくる。
9.0の地震にひとりで見舞われたとき初めてノートの数ではなくその恐怖に存在する側として身体で受け止めた。
この世界にわたしは存在すると。

iとは想像上の数だそうだ。
想像されることで存在することに魅せられた。
大切で大好きという感情は曖昧だ。
だからこそ想像し続けていたい。

コバルトブルーの瞳。
彼らは思慮深い言葉の師匠だ。
映画の音声ガイドを制作する新人の彼女に手厳しい。
感情はいらない。
風景は正確に。
押し付けがましくても遠慮しすぎてもいけない。

たなびくオレンジ色のスカーフが白い世界に色を添える。
想像力で映画を観ると風を感じ温度も匂いも伝わってくる。

視力を失いつつあるカメラマン。
大切なものが欠けていく恐怖に耐える。
カメラマンにとって彼女はだ。
「大丈夫だから、だからそこで待ってて。」


白い杖をついて同じ時間にすれ違う人がいる。
どのように見えているかはわたしにはわからない。
そっと道を譲ると付き添いの人がそっと頭を下げる。
その瞬間繋がった気がする。

お知り合いが同じ時間に映画を観ていたとブログで知る。
観てるといいなあと思っていた。
彼も帰り道、耳を澄まし情景を言葉にしていたに違いない。

サンキャッチャーきれいだなあ。
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何とかなる

定年後三ヶ月の充電期間中のお友達のパパさん。
ドライブが大好きでお友達がお休みの週末はどこかに行きたいとそわそわしているみたいだ。
電車で行く計画を立てていたら松本に連れて行ってくれるとことになった。
いつも腰当を持参しているわたしを気遣って助手席に座らせていただいた。
(普段からお友達は後部座席に座ってる)

松本のクラフトフェアは出展が難しいらしい。
陶芸作家の妹さんも一緒で作家さん目線のお話も楽しんだ。
新緑のあがたの森はさわやかだった。

ミイの名言が好きだというお友達。
助手席で聞いていたらわたしもズキンとやられてしまった。
「何とかなる。それはやることをちゃんとやってる人のセリフ。」
そうか。やりもせずに何とかなるって言うのは何とかなるに失礼なんだ。
何とかなるで生きてきたわたし。
やることをちゃんとやってきたかどうかはともかくその時々でできることをしてきた。
今も綱渡りだけどそれでいいとしよう。(前向き)
「信頼でしょ。これが揺らいだらおしまい。さようなら。」
さすがミイだ。
mig
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